ビーロット、今期経常を一転72%減益に下方修正、未定だった配当は15円実施、実質50%減配(訂正)
3452ビーロット【連結】
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ビーロット <3452> が11月30日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の41.8億円→9.9億円(前期は35.2億円)に76.3%下方修正し、一転して71.9%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の43.6億円→11.6億円(前年同期は23.1億円)に73.3%減額し、一転して49.7%減益計算になる。
業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は15円(前期は1→2の株式分割前で60円)実施する方針とした。
20年3月に実施した1→2の株式分割を考慮すると、実質50.0%減配となる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2020年12月期は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大による影響により、様々な事業への...
会社側からの【修正の理由】
2020年12月期は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大による影響により、様々な事業への影響が生じておりましたが、主軸事業である不動産投資開発事業にて補完すべく物件の売却を進めてまいりました。本日公表いたしました「販売用不動産の売却に関するお知らせ」及び「当社がスポンサーとなるビーロットリート投資法人の運用開始に関するお知らせ」のとおり、当社創業来最大規模の大型物件を当社がスポンサーとなる私募REITへ売却するとともに、需要が引き続き旺盛な中小型物件の取引を重ねてまいりました。一方で、今般の経済活動の停滞によって、想定していた利益率を得ることができなかったこと、またアフターコロナを見据えて、本日公表いたしました「販売用不動産の評価損及び解約違約による損失の計上に関するお知らせ」のとおり、販売用不動産として保有しているホテルを中心とした一部物件の収益性を厳格かつ保守的に再評価するとともに、予定しておりました一部ホテル開発計画の中止に係る特別損失を見込んだこと等に伴い、2020年12月期連結業績予想につきまして、当初予想を下回る見込みとなりました。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.07-12 | 25,397 | 4,761 | 4,361 | 3,029 | 189.7 | - | 2020-08-14 |
連結 |
| 新 20.07-12 | 22,095 | 1,472 | 1,165 | 464 | 29.1 | 15 | 2020-11-30 |
連結 |
| 修正率 | -13.0 | -69.1 | -73.3 | -84.7 | -84.7 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2020.12 | 30,000 | 4,979 | 4,186 | 2,843 | 178.1 | - | 2020-02-14 |
連結 |
| 新 2020.12 | 26,698 | 1,690 | 990 | 278 | 17.4 | 15 | 2020-11-30 |
連結 |
| 修正率 | -11.0 | -66.1 | -76.3 | -90.2 | -90.2 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.07-12 | 17,755 | 2,599 | 2,314 | 1,574 | 99.2 | 30 | 2020-02-14 |
連結 |
| 予 20.07-12 | 22,095 | 1,472 | 1,165 | 464 | 29.1 | 15 | 2020-11-30 |
連結 |
| 前年同期比 | +24.4 | -43.4 | -49.7 | -70.5 | -70.7 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.12 | 20,267 | 3,307 | 2,832 | 1,960 | 125.8 | 25 | 2019-02-14 |
連結 |
| 2019.12 | 25,130 | 3,985 | 3,525 | 2,428 | 153.0 | 30 | 2020-02-14 |
連結 |
| 予 2020.12 | 26,698 | 1,690 | 990 | 278 | 17.4 | 15 | 2020-11-30 |
連結 |
| 前期比 | +6.2 | -57.6 | -71.9 | -88.6 | -88.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。