キャリアデザ、今期経常を一転黒字に上方修正
2410キャリアデザインセンター【連結】
業績修正PDF
キャリアデザインセンター <2410> が3月16日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年9月期の連結経常損益を従来予想の3.7億円の赤字→2億円の黒字(前期は2.1億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
同時に、10-3月期(上期)の連結経常損益も従来予想の4.5億円の赤字→1億円の黒字(前年同期は3.5億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間の業績予想につきましては、2021年1月7日に新型コロナウィルス感染症の感染拡大に...
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間の業績予想につきましては、2021年1月7日に新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたことにより、当社グループにおける業績影響が不確実な状況となりましたが、想定していたよりも業績影響は軽微であり、IT業界を中心に採用需要は回復基調を示しております。特にメディアの「エンジニア」マーケットを中心に新規の案件開拓強化を進めたことにより、各事業における取引社数が増加し、売上高は計画を大幅に上回って推移しております。一方、コスト面においては、今期は広告宣伝費を大幅に抑制する計画としておりましたが、売上高が計画を上回って推移していることから、上半期において約1億円の追加投資を実施し、登録者の獲得を強化することにより業績の回復を図って参りました。以上の結果、期初の業績予想では赤字の計画を公表しておりましたが、売上高及び各段階損益は大幅に改善したことにより、黒字化を実現する見込みであります。通期の業績予想につきましても、当第3四半期以降も依然として先行き不透明な状況ではありますが、当第2四半期連結累計期におけるマーケット環境が改善傾向を示していることや、当社グループにおける売上高の改善施策をより強化していくことで、売上高については今後も期初の業績予想を上回って推移すると見込んでおります。また、当第2四半期において実施した登録者の獲得施策は順調に推移しており、当第3四半期以降においてもこの水準を維持していくため、引き続き登録者の獲得を強化して参ります。当第3四半期においては従来の広告宣伝に加え、テレビCM等の大規模な広告宣伝の実施を検討しており、これらの先行投資を強化することで、売上高の回復をより一層進め、通期においても黒字化を実現できるよう努めて参ります。なお、今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響、及びそれに伴う景気動向を注視しつつ事業運営に努め、業績予想に変動があった場合には速やかに公表して参ります。 (注)上記の予想は、本資料の発表現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.10-03 | 5,132 | -466 | -454 | -501 | -74.2 | 0 | 2020-11-11 |
連結 |
| 新 20.10-03 | 5,700 | 84 | 100 | 52 | 7.7 | 0 | 2021-03-16 |
連結 |
| 修正率 | +11.1 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.10-03 | 6,086 | 353 | 358 | 237 | 35.2 | 0 | 2020-04-30 |
連結 |
| 予 20.10-03 | 5,700 | 84 | 100 | 52 | 7.7 | 0 | 2021-03-16 |
連結 |
| 前年同期比 | -6.3 | -76.2 | -72.1 | -78.1 | -78.1 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.09 | 12,154 | 995 | 1,003 | 721 | 107.1 | 45 | 2019-11-13 |
連結 |
| 2020.09 | 11,021 | -244 | -219 | -169 | -25.1 | 20 | 2020-11-11 |
連結 |
| 予 2021.09 | 5,767 | ー | -655 | -675 | -100.0 | - | 2020-11-11 |
単独 |
| 前期比 | -47.7 | - | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。