アピリッツ、今期経常を一転68%減益に下方修正
4174アピリッツ【連結】
業績修正PDF
アピリッツ <4174> [JQ] が9月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億8300万円→7300万円(前期は2億2900万円)に74.2%下方修正し、一転して68.1%減益見通しとなった。
同時に、2-7月期(上期)の経常損益も従来予想の6700万円の黒字→トントンに下方修正した。
また、期末一括配当は引き続き未定とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(第2四半期累計期間の業績予想)Webソリューション事業については、既存企業との継続取引やDX化(注)の市...
会社側からの【修正の理由】
(第2四半期累計期間の業績予想)Webソリューション事業については、既存企業との継続取引やDX化(注)の市場拡大に伴う大型案件の獲得により、売上高は当初の見込みを上回ったものの、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言等の延長によりリモート開発が長期化したこと、また増加する受注の取り込みを優先したことにより外注費用が増加いたしました。 また、オンラインゲーム事業については、他社ゲームタイトルの「けものフレンズ3」の運営移管の取り組みを進めたことにより売上高も当初見込みに比べ増加しましたが、移管にかかる諸費用等の売上原価も当初見込みより大幅に増加したこと、並びに今期リリースした新作ゲームタイトルが、当初予定していた収益が見込めなくなったことにより残存簿価の全額(36百万円)を減損損失として計上したことが要因となり、2021年第2四半期累計期間の売上高は当初の見込みを上回るものの、売上原価の増加を吸収することができず、営業利益、経常利益、四半期純利益の各段階利益においては、当初の予想を下回る見込みです。(通期業績予想)通期の業績予想につきましては、Webソリューション事業の売上高は引き続き堅調であるものの、上場後の案件増加に対応するための外注費の増加は、下期において社内体制を見直すことで抑制を進めるものの、第3四半期までは継続する見通しであるため、当初見込みとの乖離が継続する見込みです。また、オンラインゲーム事業においては、売上についてはオンラインゲーム事業内の人員不足を補うため、クリエイター派遣の人員を活用したことにより、一時的に減少する見込みです。なお、当社は8月から「けものフレンズ3」の運営主体となり、コストコントロールを進めているものの、一時的な外注費の増加は避けられず、当初見込みより売上原価が増加し、利益が当初予想を下回る見込みです。上記、複数の要因を勘案し前回発表予想を修正しております。(注)「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念であり、「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」というものです。※上記の業績予想数値は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な不確定要素により、将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.08-01 | 2,664 | 216 | 216 | 137 | 34.7 | - | 2021-03-17 |
単独 |
| 新 21.08-01 | 2,538 | 73 | 73 | 50 | 12.7 | - | 2021-09-10 |
単独 |
| 修正率 | -4.7 | -66.2 | -66.2 | -63.5 | -63.5 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.01 | 4,696 | 283 | 283 | 179 | 45.3 | - | 2021-03-17 |
単独 |
| 新 2022.01 | 4,754 | 86 | 73 | 25 | 6.3 | - | 2021-09-10 |
単独 |
| 修正率 | +1.2 | -69.6 | -74.2 | -86.0 | -86.0 | % |
今期の業績予想
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.01 | 3,579 | 144 | 143 | 66 | 20.7 | 0 | ー |
単独 |
| 2021.01 | 3,889 | 229 | 229 | 125 | 39.1 | 0 | 2021-03-17 |
単独 |
| 予 2022.01 | 4,754 | 86 | 73 | 25 | 6.3 | - | 2021-09-10 |
単独 |
| 前期比 | +22.2 | -62.4 | -68.1 | -80.0 | -83.8 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。