大豊工業、前期経常を10%下方修正
6470大豊工業【連結】
業績修正PDF
大豊工業 <6470> [東証P] が4月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→18億円(前の期は7.8億円)に10.0%下方修正し、増益率が2.5倍→2.3倍に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.6億円→2.6億円(前年同期は30.4億円)に42.9%減額し、減益率が84.7%減→91.3%減に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2.業績予想修正の理由 営業利益及び経常利益につきましては、非鉄金属をはじめとする原材料価格の高騰が想定...
会社側からの【修正の理由】
2.業績予想修正の理由 営業利益及び経常利益につきましては、非鉄金属をはじめとする原材料価格の高騰が想定を上回ったことにより減少する見込みです。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当社連結子会社の繰延税金資産を112百万円取り崩したことに加え、以下3に記載のとおり特別損失を計上することになりました。 以上より、上記のとおり業績予想を修正いたします。 なお、2022年2月1日に公表いたしました配当予想については、変更ありません。3.特別損失の計上について(1)北米の当社連結子会社において生産した製品の一部に不具合が発生する恐れがあることから得意先より市場回収処置(リコール)の届出が米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration)に行われました。 上記の市場回収処置(リコール)に伴う、費用の負担額等は協議中でありますが、補償費用(製品保証引当金繰入額)として500百万円を計上いたしました。(2)当社が保有する研修施設の売却に伴う固定資産売却損242百万円を計上いたしました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によりこれらの予想値とは異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.10-03 | 47,830 | 400 | 466 | 161 | 5.6 | 10 | 2022-02-01 |
連結 |
| 新 21.10-03 | 47,830 | 0 | 266 | -1,039 | -35.8 | 10 | 2022-04-18 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | - | -42.9 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 98,000 | 1,700 | 2,000 | 1,700 | 58.6 | 22 | 2022-02-01 |
連結 |
| 新 2022.03 | 98,000 | 1,300 | 1,800 | 500 | 17.2 | 22 | 2022-04-18 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | -23.5 | -10.0 | -70.6 | -70.6 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.10-03 | 52,465 | 3,001 | 3,046 | 2,807 | 97.0 | 12 | 2021-04-27 |
連結 |
| 予 21.10-03 | 47,830 | 0 | 266 | -1,039 | -35.8 | 10 | 2022-04-18 |
連結 |
| 前年同期比 | -8.8 | - | -91.3 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 104,149 | 2,413 | 2,173 | 991 | 34.2 | 24 | 2020-04-28 |
連結 |
| 2021.03 | 92,945 | 710 | 788 | 300 | 10.4 | 20 | 2021-04-27 |
連結 |
| 予 2022.03 | 98,000 | 1,300 | 1,800 | 500 | 17.2 | 22 | 2022-04-18 |
連結 |
| 前期比 | +5.4 | +83.1 | 2.3倍 | +66.7 | +66.2 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。