東武、今期経常を25％上方修正、配当も5円増額

会社側からの【修正の理由】

2023年３月期の通期連結業績予想につきましては、旅行業においてソーシャルイノベーション事業が想定以上に伸長したことに加えて、入国制限緩和に伴う訪日外国人旅行客の増加や全国旅行支援の後押し等により、ホテル業の客室単価や鉄道業の行楽需要が回復していることなどから、営業収益及び営業利益、経常利益の想定を上方修正いたしました。また、連結子会社において不採算施設の減損損失を織り込むものの、上記の影響により親会社株主に帰属する当期純利益の想定を上方修正いたしました。 2023年３月期の通期個別業績予想につきましては、上記と同様の理由により業績予想を上方修正いたしました。 なお、業績予想の詳細につきましては、本日別途公表の「2023年３月期業績予想補足説明資料」をご覧ください。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により上記予想値と異なる可能性があります。

当社は、長期にわたる経営基盤の拡充のため、財務健全性に配慮しつつ、業績と経営環境を総合的に勘案しながら、安定配当を継続することを基本方針としております。　当期につきましては、新型コロナウイルスや資源価格等の上昇による影響により引き続き厳しい事業環境であるものの、昨年５月22日をもって東京スカイツリータウンが10周年を迎えたこと、また、昨年11月１日に当社が創立125周年を迎えたことから、株主の皆様へ感謝の意を表し、中間配当につきましては１株あたり10円の普通配当に加え、５円の記念配当を合わせて実施いたしました。　今般、需要回復を積極的に取り込む施策の実施により、利益の回復が見込まれる等、当期の業績見通しを踏まえ、期末配当予想につきましては前回予想の１株あたり10円から５円増配し、15円の普通配当に修正することといたします。