大塚HD、上期最終を一転47%増益に上方修正・9期ぶり最高益更新へ
4578大塚ホールディングス【連結】
業績修正PDF
大塚ホールディングス <4578> [東証P] が7月25日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益を従来予想の680億円→1025億円(前年同期は697億円)に50.7%上方修正し、一転して46.9%増益を見込み、一気に9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、通期の最終利益は従来予想の1575億円(前期は1340億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間において、すべての事業セグメントの売上収益が堅調に推移しています。特に、医療関連事...
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間において、すべての事業セグメントの売上収益が堅調に推移しています。特に、医療関連事業におけるグローバル4製品(持続性抗精神病薬「エビリファイ メンテナ」、抗精神病薬「レキサルティ」、V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」)、導出品に対するロイヤリティ・マイルストーン等、およびニュートラシューティカルズ関連事業の「ネイチャーメイド」の売上伸長が業績を牽引し、円安の影響を除いても計画以上に進捗しています。この結果、売上収益、事業利益、営業利益、四半期利益および親会社の所有者に帰属する四半期利益は前回発表予想を上回る見込みとなりました。なお、2023年12月期の連結業績予想につきましては、2023年7月31日の決算発表時にお知らせする予定です。(注)上記予想は本資料発表時において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は本予想額と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.01-06 | 867,000 | 91,500 | 91,000 | 68,000 | 125.3 | 50 | 2023-02-14 |
IFRS |
| 新 23.01-06 | 947,500 | 130,500 | 138,800 | 102,500 | 188.9 | 50 | 2023-07-25 |
IFRS |
| 修正率 | +9.3 | +42.6 | +52.5 | +50.7 | +50.7 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.01-06 | 814,307 | 67,146 | 92,788 | 69,770 | 128.6 | 50 | 2022-07-29 |
IFRS |
| 予 23.01-06 | 947,500 | 130,500 | 138,800 | 102,500 | 188.9 | 50 | 2023-07-25 |
IFRS |
| 前年同期比 | +16.4 | +94.4 | +49.6 | +46.9 | +46.9 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.12 | 1,498,276 | 154,497 | 163,638 | 125,463 | 231.3 | 100 | 2022-02-10 |
IFRS |
| 2022.12 | 1,737,998 | 150,323 | 172,954 | 133,906 | 246.8 | 100 | 2023-02-14 |
IFRS |
| 予 2023.12 | 1,800,000 | 210,000 | ー | 157,500 | 290.2 | 100 | 2023-02-14 |
IFRS |
| 前期比 | +3.6 | +39.7 | - | +17.6 | +17.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。