ショクブン、上期経常を一転赤字に下方修正
9969ショクブン【連結】
業績修正PDF
ショクブン <9969> [東証S] が10月18日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の2200万円の黒字→3300万円の赤字(前年同期は1400万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の2億3300万円(前期は1億9000万円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)第2四半期連結累計期間業績予想当第2四半期連結累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染症の位置...
会社側からの【修正の理由】
(1)第2四半期連結累計期間業績予想当第2四半期連結累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染症の位置づけ移行に伴う制限緩和を受けた外食回帰と中食機会の減少、物価高による可処分所得の減少といった外部環境の変化等により、売上高は前回発表予想を下回る見込みです。また、仕入れの見直しや自動化の推進などにより原価および販売費の抑制を推進してまいりましたが、予想を上回る原材料費およびエネルギー価格の高止まりや、下期の新ブランドのリリースに向けた開発費・広告宣伝費の増額の影響により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益いずれも前回発表予想を下回る見込みです。これらの理由により、31億9百万円の売上高、31百万円の営業損失、33百万円の経常損失、48百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失となる見込みです。(2)通期連結業績予想比較的若い年齢層の利用客に向けたアプリ注文専用の新ブランド「Meafill(ミーフィル)」、並びに週末用の時短調理メニュー「SpeeDish(スピーディッシュ)」を新設し、10月より販売を開始いたしました。BtoB事業では、外食事業での当社開発商品の採用や給食事業への納入が始まるなど、今後も取引を拡大させてまいります。また、既存の宅食事業につきましても、有名外食ブランドとのコラボレーションにより、主力メニューキットの献立を強化するほか、新たに製作したテレビCMを投下して東海・関西地域での販売体制を更に強化してまいります。既に着手しているこれらの諸施策については、下期より本格的な売り上げ計上が見込まれることに加え、例年通り、年末商戦を中心とした下期での売上増加を図ってまいります。また、一部作業の自動化による製造工程の効率化や、自動配送システム「ルージア」の導入拡大による配送営業の効率化等により、下期以降、製造原価および販売費の抑制に一定の効果を見込みます。引き続き上期と同様の原材料費およびエネルギー価格の高止まりが見込まれるものの、以上の取り組みの進捗を踏まえ、通期連結業績予想につきましては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも従来予想を据え置きます。(3)第2四半期累計期間個別業績予想及び通期個別業績予想個別の第2四半期累計期間業績予想につきましても、連結と同様の理由により修正いたします。また、個別の通期業績予想につきましても、連結と同様の理由により据え置きます。※ 業績予想等につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.04-09 | 3,449 | 21 | 22 | 7 | 0.5 | 2.50 | 2023-05-10 |
連結 |
| 新 23.04-09 | 3,109 | -31 | -33 | -48 | -3.1 | 2.50 | 2023-10-18 |
連結 |
| 修正率 | -9.9 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.04-09 | 3,317 | 2 | -14 | 81 | 5.3 | 2.50 | 2022-10-31 |
連結 |
| 予 23.04-09 | 3,109 | -31 | -33 | -48 | -3.1 | 2.50 | 2023-10-18 |
連結 |
| 前年同期比 | -6.3 | 赤転 | 赤拡 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.03 | 6,875 | 254 | 252 | 221 | 14.4 | 5 | 2022-05-11 |
連結 |
| 2023.03 | 7,017 | 203 | 190 | 268 | 17.4 | 5 | 2023-05-10 |
連結 |
| 予 2024.03 | 7,500 | 230 | 233 | 203 | 13.2 | 5 | 2023-05-10 |
連結 |
| 前期比 | +6.9 | +13.3 | +22.6 | -24.3 | -24.0 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。