コメ兵HD、前期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ
2780コメ兵ホールディングス【連結】
業績修正PDF
コメ兵ホールディングス <2780> [東証S] が5月9日後場(14:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の72.3億円→74.7億円(前の期は54億円)に3.4%上方修正し、増益率が33.7%増→38.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の39.5億円→42億円(前年同期は36.9億円)に6.3%増額し、増益率が7.1%増→13.8%増に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
ブランド・ファッション事業の売上高は、個人買取の好調により、良質な商品を確保できたことに加え、インバウンド...
会社側からの【修正の理由】
ブランド・ファッション事業の売上高は、個人買取の好調により、良質な商品を確保できたことに加え、インバウンド需要や新規出店等に向け法人仕入を積極的に行い、人気商品の在庫を潤沢に確保した結果、2023年3月期に移転オープンしたBRAND OFF 銀座本店やKOMEHYO GINZA、2023年11月にオープンしたKOMEHYO SHIBUYA等の旗艦店舗が、国内外の新しいお客さまとの接点となり、小売りが好調に推移しました。更に、同年11月後半以降、時計、バッグの高額品を中心に相場が下降したことを受け、期末に向けた増収増益基調を保つべく、グループ全体で営業を強化したことや相場動向を踏まえ、リスクの高い在庫を中心に法人販売の強化を継続したことで、当初想定以上に売上高を積み増すことにつながりました。 タイヤ・ホイール事業の売上高は、暖冬の影響もあり冬用タイヤの販売が伸び悩んだものの、新品・中古WEB販売、自社企画ホイールの国内外での販売が好調に推移したことにより、概ね想定通りの売上高となりました。 また、各事業の売上高増加に伴う売上総利益の増加等の結果、営業利益以下の各利益が増益となりました。 以上から、連結売上高と各利益が前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、上記のとおり、2024年3月期連結業績予想を修正いたします。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.10-03 | 53,236 | 3,990 | 3,959 | 2,683 | 244.9 | 44 | 2023-11-14 |
連結 |
| 新 23.10-03 | 66,695 | 4,242 | 4,208 | 2,888 | 263.6 | 44 | 2024-05-09 |
連結 |
| 修正率 | +25.3 | +6.3 | +6.3 | +7.6 | +7.6 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2024.03 | 106,000 | 7,200 | 7,230 | 4,820 | 439.9 | 88 | 2023-08-14 |
連結 |
| 新 2024.03 | 119,459 | 7,452 | 7,479 | 5,025 | 458.7 | 88 | 2024-05-09 |
連結 |
| 修正率 | +12.7 | +3.5 | +3.4 | +4.3 | +4.3 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.10-03 | 46,893 | 3,424 | 3,697 | 2,615 | 238.7 | 35 | 2023-05-15 |
連結 |
| 予 23.10-03 | 66,695 | 4,242 | 4,208 | 2,888 | 263.6 | 44 | 2024-05-09 |
連結 |
| 前年同期比 | +42.2 | +23.9 | +13.8 | +10.4 | +10.4 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.03 | 71,148 | 3,714 | 3,772 | 2,259 | 206.2 | 32 | 2022-05-13 |
連結 |
| 2023.03 | 86,113 | 5,168 | 5,406 | 3,706 | 338.3 | 60 | 2023-05-15 |
連結 |
| 予 2024.03 | 119,459 | 7,452 | 7,479 | 5,025 | 458.7 | 88 | 2024-05-09 |
連結 |
| 前期比 | +38.7 | +44.2 | +38.3 | +35.6 | +35.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。