セレス、今期経常を40％上方修正、配当も20円増額

会社側からの【修正の理由】

売上高につきましては、おおむね想定通りに着地する見通しです。営業利益につきましては、モバイルサービス事業のポイントの「モッピー」において、ポイント付与管理の徹底や広告仕入れの見直しが奏功し、売上総利益率が改善いたしました。さらに同事業の D2C では、機能性インソールの「ピットソール」や腸内環境改善サプリの「オイグルト」などの商品が売れ行き好調を維持し、利益に貢献いたしました。　また、2024 年12 月期第４四半期において暗号資産相場が活況を呈していることから、当社連結子会社の株式会社マーキュリーの損失幅が縮小、ビットバンク株式会社の持分法による投資利益が見込まれます。　営業投資有価証券と子会社のソフトウェアの評価損が想定されるものの、上記要因により営業利益、経常利益および親会社に帰属する当期純利益も前回発表予想を上回る見通しです。　以上を踏まえ、2024 年５月２日に公表した業績予想を修正いたします。※ 上記の各数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績は様々な要因により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。

当社は、企業価値の継続的な拡大と、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題だと認識しております。当社の利益配分につきましては、収益状況のみならず、当社グループの成長に向けた各種の投資等、今後の事業戦略および事業展開も勘案した資本政策に基づき、安定配当をすることを基本方針としております。　2024 年 12 月期の１株当たりの期末配当につきましては、2024 年 10 月 25 日公表の「配当予想の修正（増配）に関するお知らせ」に記載のとおり、普通配当 20 円に上場 10 周年記念配当 20 円を加えた合計40 円とする予定としておりました。しかし、このたび 2024 年 12 月期通期連結業績予想が前回発表予想を上回る見通しとなったことを受け、株主還元方針等を総合的に勘案した結果、1 株当たり普通配当を 20 円増額し 40 円、記念配当 20 円を含めた１株当たり配当を合計 60 円とする予定です。