シンバイオ、今期最終を赤字拡大に下方修正
4582シンバイオ製薬【連結】
業績修正PDF
シンバイオ製薬 <4582> [東証G] が6月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年12月期の連結最終損益を従来予想の44.6億円の赤字→45.9億円の赤字(前期は38.3億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結営業損益は従来予想の42.6億円の赤字→42.6億円の赤字(前期は38.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2025年12月期業績予想に関しては、トレアキシンにつきましては医療機関において後発医薬品への切り替えが...
会社側からの【修正の理由】
2025年12月期業績予想に関しては、トレアキシンにつきましては医療機関において後発医薬品への切り替えが進行しており、また、新規治療薬により治療の選択肢が広がったため処方機会が減少する傾向にあります。そのため下半期において、現時点の売上高の落ち込み分を挽回することは困難と判断し、2025年12月期の通期見通しを1,400百万円と修正し、売上高を458百万円(対前回予想△24.7%)引き下げました。 販売費及び一般管理費については、開発費以外の経費削減に努めたことにより、販売費及び一般管理費全体は5,330百万円(対前回予想△290百万円)の減少を見込んでおります。なお、現在進めております造血幹細胞移植後アデノウイルス感染症のグローバル第3相臨床試験開始の準備に加え、現在進行中のNK/T細胞リンパ腫国際共同第1b臨床試験、造血幹細胞移植後CMV感染症第2相臨床試験については計画通りで変更ありません。 以上の結果、営業損失は4,262百万円(対前回予想+1百万円)と前回予想を維持しましたが、外貨建資産の為替変動によりドル建て預金残高の評価損失と社債発行諸費用等の増加で、経常損失4,467百万円(対前回予想△120百万円)及び親会社株主に帰属する当期純損失4,592百万円(対前回予想△124百万円)と予想を修正いたしました。 なお、為替レートは、前回予想では1米ドル=150.00円を前提としておりましたが、今回1米ドル=142.00円の前提に変更しております。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2025.12 | 1,858 | -4,263 | -4,347 | -4,468 | -80.0 | 0 | 2025-02-06 |
連結 |
| 新 2025.12 | 1,400 | -4,262 | -4,467 | -4,592 | -82.3 | 0 | 2025-06-10 |
連結 |
| 修正率 | -24.7 | 赤縮 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.01-06 | 1,284 | -1,719 | -1,481 | -1,541 | -34.8 | 0 | 2024-08-01 |
連結 |
| 予 25.01-06 | ー | ー | ー | ー | - | 0 | 2025-02-06 |
連結 |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023.12 | 5,589 | -811 | -736 | -1,962 | -49.2 | 0 | 2024-02-08 |
連結 |
| 2024.12 | 2,452 | -3,876 | -3,689 | -3,833 | -85.0 | 0 | 2025-02-06 |
連結 |
| 予 2025.12 | 1,400 | -4,262 | -4,467 | -4,592 | -82.3 | 0 | 2025-06-10 |
連結 |
| 前期比 | -42.9 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤縮 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。