フライヤー、今期経常を24%下方修正
323Aフライヤー【連結】
業績修正PDF
フライヤー <323A> [東証G] が12月15日大引け後(17:30)に業績修正を発表。26年2月期の連結経常利益を従来予想の9900万円(非連結)→7500万円に24.2%下方修正した。
※今期から連結決算に移行。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2026年2月期の個別業績予想については、法人向けの人材育成サービスである「flier business」...
会社側からの【修正の理由】
2026年2月期の個別業績予想については、法人向けの人材育成サービスである「flier business」を中心としたエンタープライズ事業セグメントの20%超の成長により、売上高全体として対前期比18.1%の増加を計画しておりました。上半期に発生した大型案件のダウンセルや新規受注の伸び悩み等の影響を加味して直近の状況を精査した結果、対前期比で増収は確保しているものの、売上高は当初計画を下回る見通しとなりました。上記に伴い、エンタープライズ事業セグメントの売上高は当初予想840百万円から714百万円へ減少、コンシューマ事業セグメントは279百万円から258百万円への減少(連結では357百万円への増加)となる見通しです。また、売上高の減少に伴う要因に加え、M&A等の新たな成長戦略の先行投資に注力している影響から、営業利益以下の各段階損益も対前期比で増益を確保しているものの、当初の想定を下回る見通しです。なお、「flier business」を軸としたエンタープライズ事業セグメントについては、既に(1)新規受注額回復に向けた各種施策の取り組みに着手していること、(2)一過性である大型のダウンセルは下半期以降には生じておらず、既存顧客からのアップセルが増加傾向にあること、などからMRRが増加に転じ、今後成長軌道の回復を見込める状況にあります。加えて、M&Aによる成長事業の新たな柱の構築については、連結業績予想にある通り当期の着地見通しへの貢献がすでに見込まれています。今後につきましては、主力事業である「flier business」の成長軌道を着実にしていくこと、および、M&Aを通じて生成AI等による人材育成の新たな事業の柱を構築していくことにより、当グループの売上高及び利益の継続的成長の実現に努めてまいります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 25.09-02 | 632 | 80 | 80 | 81 | 23.7 | 0 | 2025-10-15 |
単独 |
| 新 25.09-02 | 584 | 56 | 56 | 53 | 15.5 | 0 | 2025-12-15 |
連結 |
| 修正率 | -7.6 | -30.0 | -30.0 | -34.6 | -34.6 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2026.02 | 1,120 | 100 | 99 | 98 | 28.7 | 0 | 2025-04-14 |
単独 |
| 新 2026.02 | 1,072 | 76 | 75 | 70 | 20.5 | 0 | 2025-12-15 |
連結 |
| 修正率 | -4.3 | -24.0 | -24.2 | -28.6 | -28.6 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.09-02 | 490 | 28 | 19 | 29 | 9.5 | 0 | 2025-04-14 |
単独 |
| 予 25.09-02 | 584 | 56 | 56 | 53 | 15.5 | 0 | 2025-12-15 |
連結 |
| 前年同期比 | +19.2 | 2.0倍 | 2.9倍 | +82.8 | +63.3 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024.02 | 785 | -132 | -136 | -136 | -45.3 | 0 | ー |
単独 |
| 2025.02 | 948 | 8 | 2 | 11 | 3.6 | 0 | 2025-04-14 |
単独 |
| 予 2026.02 | 1,072 | 76 | 75 | 70 | 20.5 | 0 | 2025-12-15 |
連結 |
| 前期比 | +13.1 | 9.5倍 | 38倍 | 6.4倍 | 5.7倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。