FIXER、非開示だった今期最終は赤字縮小へ
5129FIXER【連結】
決算短信PDF
FIXER <5129> [東証G] が4月10日大引け後(17:20)に決算を発表。26年8月期第2四半期累計(25年9月-26年2月)の連結最終損益は12.4億円の赤字(前年同期非連結は3.6億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が15.6億円の赤字(前期は21.1億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結最終損益は3.1億円の赤字(前年同期は17.5億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結最終損益は6億円の赤字(前年同期非連結は1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-13.1%→-79.4%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
※前回発表予想は未開示であり、本件は業績予想の初回開示となります。 2026年8月期の連結業績予想につきま...
会社側からの【修正の理由】
※前回発表予想は未開示であり、本件は業績予想の初回開示となります。 2026年8月期の連結業績予想につきましては、資本業務提携案件の協議が進行していたことから、合理的な業績予想の算定が困難であったため、これまで開示を控えておりました。しかしながら、2026年2月27日付「(開示事項の経過)話せるメディカル株式会社の完全子会社化に向けた基本合意書の有効期間満了及び協議終了に関するお知らせ」にて公表のとおり、当該協議が終了したことから、現時点で入手可能な情報に基づき業績予想の前提条件が一定程度確定し、合理的な算定が可能となったため、本日開示するものであります。なお、本業績予想は、既存事業の見直し後の計画および新規事業の立上げ計画を前提として算定しております。ビジネスモデル別売上高予想については、同日開示の2026年8月期決算説明資料に記載をしておりますので、ご参照ください。1. 当期の位置づけ当期は、これまでに進めてきたクラウドおよび生成AI領域への事業展開を基盤としつつ、事業および収益構造をプロジェクト型・SaaS型からプロダクト型へ転換する重要な年度と位置付けております。足元では、既存事業の回復および固定費抑制の進展により赤字幅の縮小を図りつつ、収益構造の転換に向けた移行期間にあります。既存事業については、クラウド関連需要の変化やプロジェクト型ビジネスにおける収益性および運営効率の課題を踏まえ、事業ポートフォリオの再構築およびコスト構造の適正化を進めております。また、新規事業であるソブリンAI事業においては、「Sovereign GaiXer」の商用化を完了し、2026年4月より正式受注を開始しております。今後は代理店チャネルを軸とした販売体制の構築を進め、販売拡大による収益貢献を見込んでおります。なお、同事業は製品特性上、売上計上が下期、特に第4四半期に集中する計画であり、当該売上の立ち上がりが収益転換の重要な分岐点となる見込みです。これらの取り組みにより、スケーラブルで収益性の高いプロダクト型ビジネスへの移行を推進してまいります。2. ソブリンAI事業について 新規事業である「ソブリンAI事業」は、生成AIを活用したオンプレミス型AI基盤の提供を目的としたプロダクト型ビジネスであり、当社の中長期的な成長戦略の中核を担う事業と位置付けております。本事業において提供するSovereign GaiXerは、高性能GPUを搭載したワークステーション上で生成AIを動作させ、クラウドを利用せずに組織内のデータを安全に活用できる環境を実現するソリューションです。これにより、医療・自治体・法務・製造業など、機密情報を扱うためクラウド利用に制約のある分野においても、生成AIの活用を可能とします。近年、生成AIの活用ニーズは急速に拡大しておりますが、こうした閉域環境では「生成AIを活用したいが導入できない」という課題が存在しており、本事業はその未充足領域を対象としたものです。また、従来の数千万円規模のシステム導入と数万円程度のSaaSの中間にあたる価格帯において、実用的なAI基盤を提供する点にも特徴があります。 本事業は事業立上げ初年度であり、販売体制の構築および市場浸透の進捗を慎重に見極める必要があることから、業績予想の算定にあたっては保守的な前提を採用しております。 具体的には、当期における初年度販売台数を394台と想定した計画としております。3. 黒字転換シナリオについて本業績予想は、「Sovereign GaiXer」の立上げ初年度としての事業成長を踏まえた計画値を基礎としております。同事業は、製品販売を中心としたビジネスモデルであり、販売台数の増加が売上および利益に直結する収益構造を有しております。加えて、一定の粗利を確保した価格設計および販売後の追加的な運用負荷が限定的なモデルであることから、販売拡大に伴い収益性が改善する特性があります。このため、事業構造の転換と販売拡大が進展した場合には、営業利益の改善、ひいては黒字転換が見込まれる構造となっております。なお、受注動向や市場浸透の進展により販売が計画を上回る場合には、業績に重要な変動が生じる可能性があり、その際には速やかに開示いたします。4. 財政状態および資金繰りへの影響当期は構造転換期に伴い営業損失を見込んでおりますが、ソブリンAI事業においては、製品販売による一括回収を基本とした収益モデルを採用しており、資金回収の早期化が可能な設計としております。また、リーススキームの活用等により、仕入に伴う資金流出の平準化を図るとともに、販売チャネル(代理店等)を活用した効率的な回収体制を構築することで、全体としてのキャッシュコントロールを適切に行ってまいります。5. 今後の方針当期は、既存事業の収益構造改善およびソブリンAI事業の市場確立を最重要課題とし、中長期的な成長基盤の構築と事業構造の転換を進めてまいります。今後、事業進捗に応じて業績見通しに重要な変更が生じた場合には、速やかに公表いたします。
実績
第2四半期累計決算【実績】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
修正 1株益 |
対通期 進捗率 |
発表日 |
会計 基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23.09-02 | 3,943 | 498 | 498 | 314 | 21.3円 | 187.2% | 2024-04-11 |
単独 |
| 24.09-02 | 2,219 | -527 | -519 | -366 | -24.8円 | ー | 2025-04-11 |
単独 |
| 25.09-02 | 1,563 | -1,273 | -1,268 | -1,247 | -84.2円 | ー | 2026-04-10 |
連結 |
| 前年同期比 | -29.6% | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 |
上期実績と従来予想との比較
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
会計 基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予 25.09-02 | ー | ー | ー | ー | - | 0円 | 2025-10-10 |
連結 |
| 実 25.09-02 | 1,563 | -1,273 | -1,268 | -1,247 | -84.2円 | 0円 | 2026-04-10 |
連結 |
| 修正率 | - | - | - | - | - |
業績予想の修正
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
会計 基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2026.08 | ー | ー | ー | ー | - | 0円 | 2025-10-10 |
連結 |
| 新 2026.08 | 4,348 | -1,546 | -1,541 | -1,566 | -100.0円 | 0円 | 2026-04-10 |
連結 |
| 修正率 | - | - | - | - | - | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
会計 基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 25.03-08 | 1,761 | -1,202 | -1,200 | -1,751 | -118.5円 | 0円 | 2025-10-10 |
連結 |
| 予 26.03-08 | 2,785 | -273 | -273 | -319 | -20.4円 | 0円 | 2026-04-10 |
連結 |
| 前年同期比 | +58.1% | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
会計 基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024.08 | 6,468 | 260 | 266 | 156 | 10.6円 | 0円 | 2024-10-11 |
単独 |
| 2025.08 | 3,980 | -1,729 | -1,719 | -2,117 | -143.2円 | 0円 | 2025-10-10 |
連結 |
| 予 2026.08 | 4,348 | -1,546 | -1,541 | -1,566 | -100.0円 | 0円 | 2026-04-10 |
連結 |
| 前期比 | +9.2% | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 |
3ヵ月業績の推移【実績】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 |
修正 1株益 |
売上営業 損益率 |
発表日 |
会計 基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.12-02 | 1,209 | -158 | -149 | -106 | -7.2円 | -13.1% | 2025-04-11 |
単独 |
| 25.03-05 | 871 | -617 | -619 | -833 | -56.4円 | -70.8% | 2025-07-11 |
単独 |
| 25.06-08 | 890 | -585 | -581 | -918 | -62.1円 | -65.7% | 2025-10-10 |
連結 |
| 25.09-11 | 790 | -659 | -659 | -647 | -43.7円 | -83.4% | 2026-01-09 |
連結 |
| 25.12-02 | 773 | -614 | -609 | -600 | -40.5円 | -79.4% | 2026-04-10 |
連結 |
| 前年同期比 | -36.1% | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 |
同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。
なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。
投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。
決算期
| 予 | 予想業績 |
|---|---|
| 旧 | 修正前の予想業績 |
| 新 | 修正後の予想業績 |
| 実 | 実績業績 |
| 変 | 決算期変更 |
| * | 上場前の決算 |
※2018年以前に新規上場した銘柄では、上場前の1株あたり項目は株式分割などによる換算修正に非対応。
※業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記。
前期比 / 前年同期比
最新予想と直前実績との比較。
「-」は
(1)会計基準や決算期が異なる、
(2)会社側が業績予想を非開示
の場合に記載。
※同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
修正1株益
株式分割や併合を反映して過去の1株あたり利益を換算。分割(併合)前後で株数が変化しても、1株あたり利益の実質的な変化を正しく把握できる。
修正1株益=最終利益÷(発行済み株式数-自己株式数)
※最新の発行済み株式数と自己株式数を用いて日次で計算。
※予想1株利益は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
ヘルプで詳しく見る修正配当 / 修正1株配当
株式分割や併合を反映して過去の配当額を換算。分割(併合)前後で株数が変化しても、1株あたり配当の実質的な変化を正しく把握できる。
また配当欄において、
「*」は株式分割・併合などを実施した期を示し、「#」は今期に株式分割・併合などの実施予定があることを示します。
※予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
ヘルプで詳しく見る会計基準
| 連結 | 日本会計基準[連結決算] |
|---|---|
| 単独 | 日本会計基準[非連結決算(単独決算)] |
| 米国 | 米国会計基準 |
| IFRS | 国際会計基準(IFRS) |
※[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるよう連結と非連結を混在して表記。
※米国会計基準および国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引前利益」を表記。