伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月31日記)
日経平均株価は、昨日、価格が下げたことで、21日以降が弱気の流れへ入っていることを示しています。目先の価格が上昇するには、本日の価格が21日の高値2万0892円を越えて、はっきりとした流れの変化を示す必要があります。
本日は、強気の展開になるなら、寄り付き後の価格がすぐに上昇して、2万0892円を越える動きになると考えられます。
2万0892円を前に上値を抑えられるなら、21日以降の弱気の流れを継続中という見方が有力になります。その場合、1月上旬以降のジグザグの動きを継続するか、すぐに下降の流れへ入るかのどちらかが考えられます。
後者の場合、本日は、1月29日の安値2万0406円以下まで下げる公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社) ─ 12月7日発売
株探ニュース