伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月14日記)
日経平均株価は、昨日の一段高が勢いの強い上昇開始のサインになるか否かが本日の動きではっきりします。
1月21日以降のもちあいを継続中なら、昨日のレンジ上限を越えた動きが意識されて、本日は、上値を抑えられると考えられます。
本日の価格が上昇して、昨日の高値2万1213円を越えるなら、目先は、勢いの強い上昇を継続して、2万2000円を試す可能性が出てきます。
3月中旬頃までの期間で、昨年12月の安値1万8948円以下を目指す可能性があるとするなら、昨日の高値2万1213円が戻り高値となって、本日が寄り付き後、すぐに下げの流れを作り、陰線引けする動きになるはずです。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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株探ニュース