ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (1) 株達人への第一歩

特集
2019年7月23日 11時40分

(1)「株探はこんなに使える!株達人への第一歩」

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

◆玉石混淆の市場を切り開くツール

株式市場には数千にものぼる銘柄が上場しています。膨大な銘柄のなかからキラリと光る有望成長株を探し出すことは、極めて困難と言わざるを得ません。そこで、銘柄に関する最新ニュースや決算発表などの情報を効率的に得るために活用したいツールが「株探」なのです。

株探では、個別銘柄や株式市場に関する様々な記事が掲載されています。なかでも個人投資家には欠かせないツールの一つが、個別銘柄の決算発表とほぼ同時にその内容を報じる速報ニュースがまとめられている「決算速報」のページでしょう。

図1 「決算速報」でサクッと決算をチェック

決算をチェック

というのも、企業の決算や業績修正は一般的に、大引け後の15時以降に発表されます。「決算速報」を活用すれば、大引け以降に続々と発表される企業の決算内容を、仕事が終わってからでも素早くまとめて確認することが可能になります。とりわけ企業の決算発表が多いときには、時系列で一気に個別銘柄の決算内容をサクッと確認できて、とても便利です。銘柄を選別するときに個別銘柄の決算は一つひとつ確認しなければなりませんから、情報の速報性や見やすさという点を踏まえると、ぜひ「決算速報」は活用した方がいいでしょう。

さらに、「サプライズ決算」や「イチオシ決算」も利用する価値があります。私たちは自分の価値観を中心に何事も考え、固執してしまいがちです。これらを参考にすることで、自分と視点の異なる他の人が評価する決算についても把握することができるようになります。株式投資は美人投票ですから、自分の感情や思い入れにこだわってはいけないのです。

図2 「サプライズ決算」 株は美人投票、他者の評価も知ろう

サプライズ決算

また、気になる銘柄の株価が動いた原因を調べるためには、4桁の銘柄コードや社名からニュースを検索することもできます。さらに、ページ上部にあるグローバルナビの「市場ニュース」を探っていけば、豊富な材料から新たな銘柄を探すことも可能です。もちろん、株価が上昇している時だけでなく、急落しているような時にも市場ニュースを活用すれば、株価が下がる原因となった悪材料などを探し出せます。

また、取引時間中に個別銘柄やマーケットの情報をゲットしたい場合には、「市場ニュース」に記事の更新時刻が記載されていますので、情報収集に便利に活用できるでしょう。

図3 「市場ニュース」豊富なニュースが集まる材料の広場

市場ニュース

次ページ:歩み出そう!「株探の達人」への道

<    >

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.