30日の株式相場見通し=売り買い交錯で狭いゾーンのもみ合いか
30日の東京株式市場は、売り買い交錯し狭いゾーンでのもみ合いとなりそうだ。日本時間の31日未明に予定されるFOMCの結果発表と、その後のパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から買いが手控えられる可能性がある。一方、下値を売り込む動きも見込みにくく、利益確定売りに押される形となった場合でも売り方の買い戻しが利いて下げ幅は限定的となりそうだ。
29日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比19ドル30セント安の2万7071ドル42セントと3日ぶり小幅反落。ナスダック総合株価指数も、同49.135ポイント安の8276.851と5日ぶり反落した。
日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合(~31日)、9月の商業動態統計。東証2部に恵和<4251>が新規上場する。海外では10月のADP全米雇用リポート、米7~9月期GDP。また、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見が予定されている。