伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月10日記)
日経平均株価は、本年が1年を通じて弱気に推移する可能性があります。
その場合、1月17日の高値2万4115円が本年の最高値となる展開と、3月、4月に一段高を経過して、本年の最高値をつける展開のどちらかが考えられます。
前者の場合、目先は勢いの強い下げ場面となって、来週頃までに、2月3日の安値2万2775円を割れる動きになっている公算です。
後者の場合、目先の下げは、2万3000円前後で強く下値を支えられる動きになるか、目先の価格が下げても、2万3500円前後で下値を支えられるかのどちらかの動きになる公算です。
下げ余地が十分にあるなら、本日は下げ幅の大きな動きとなって、2万3500円を大きく下回る動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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