29日の株式相場見通し=下値試す展開、新型コロナ感染拡大で米株急落を嫌気

市況
2020年6月29日 7時50分

29日の東京株式市場は、主力株を中心に売り優勢の地合いで日経平均は下値を試す展開となりそうだ。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数が再び急落、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、テキサス州などで一部経済活動再開の動きを停止するなどの措置がとられておりリスク回避の売り圧力が強まった。東京市場でもこの流れを引き継ぎ先物主導で下値リスクが意識される。取引時間中はアジア株市場の動向や、米株価指数先物の動向などにも神経質となりそうだ。一方、投資テーマに乗る中小型材料株の一角は相対的に強さを発揮する可能性がある。

前週末26日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比730ドル05セント安の2万5015ドル55セントと急反落。ナスダック総合株価指数は、同259.784ポイント安の9757.219だった。

日程面では、きょうは5月の商業動態統計。また、ジャスダック市場にエブレン<6599>が新規上場する。海外では独6月の消費者物価指数(CPI)、5月の米仮契約住宅販売指数など。

出所:MINKABU PRESS

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