話題株ピックアップ【夕刊】(2):アマダ、T&D、菱地所

注目
2020年8月11日 15時20分

■FUJI <6134>  2,051円  +178 円 (+9.5%)  本日終値

FUJI<6134>が大幅高で4日ぶりに反発。前週末7日の取引終了後、21年3月期連結業績予想について、売上高を1120億円から1230億円(前期比12.7%減)へ、営業利益を90億円から125億円(同36.1%減)へ、純利益を69億円から94億円(同37.2%減)へ上方修正したことが好感された。ロボットソリューション事業において、第1四半期に通信機器関連などで従来予想を上回る受注があったことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高378億円(前年同期比23.0%増)、営業利益64億3400万円(同32.9%増)、純利益49億4800万円(同22.1%増)だった。

■アマダ <6113>  849円  +73 円 (+9.4%)  本日終値

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は99%増益で着地」が好感された。

アマダ <6113> が8月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比99.3%増の99.3億円に拡大した。

⇒⇒アマダの詳しい業績推移表を見る

■夢真ホールディングス <2362>  620円  +53 円 (+9.4%)  本日終値

夢真ホールディングス<2362>が急反発。前週末7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年10月~20年6月)連結決算が、売上高441億1800万円(前年同期比17.0%増)、営業利益46億5800万円(同23.5%増)、純利益25億4900万円(同1.7%増)と大幅増益となったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響で、採用活動を抑制する一方、稼働維持に注力したことにより、派遣単価の上昇と高稼働率が維持され、建設技術者派遣及び付随事業とエンジニア派遣及び付随事業が伸長し業績を牽引した。また、前期に行ったM&Aにより新たに子会社化した会社も業績向上に寄与した。20年9月期通期業績予想は、売上高580億~600億円、営業利益58億~66億円、最終利益37億~42億円を見込む。なお、20年9月期からIFRSを任意適用するため、前期との比較はない。

■T&Dホールディングス <8795>  1,007円  +86 円 (+9.3%)  本日終値

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地」が好感された。

T&Dホールディングス <8795> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の839億円に急拡大し、通期計画の1830億円に対する進捗率は45.9%に達し、5年平均の25.5%も上回った。

⇒⇒T&Dホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■伊予銀行 <8385>  697円  +58 円 (+9.1%)  本日終値

7日に決算を発表。「上期経常を一転19%増益に上方修正」が好感された。

伊予銀行 <8385> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の158億円に急拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の145億円→195億円(前年同期は163億円)に34.5%上方修正し、一転して19.4%増益見通しとなった。

⇒⇒伊予銀行の詳しい業績推移表を見る

■天馬 <7958>  1,701円  +137 円 (+8.8%)  本日終値

7日に発表した「4.2%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。

発行済み株式数(自社株を除く)の4.2%にあたる100万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月11日から21年8月10日まで。

■三菱地所 <8802>  1,689円  +113.5 円 (+7.2%)  本日終値

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は17%増益で着地」が好感された。

三菱地所 <8802> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比16.7%増の513億円に伸び、通期計画の1690億円に対する進捗率は30.4%に達し、5年平均の21.2%も上回った。

⇒⇒三菱地所の詳しい業績推移表を見る

■ミライトHD <1417>  1,548円  +103 円 (+7.1%)  本日終値

ミライト・ホールディングス<1417>は急反発。7日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益が前年同期比49.8%増の25億6000万円に拡大しており、これを好感する買いが入っている。ICTソリューション事業で大手電機販売店向けソフト開発案件が完成したほか、モバイル関連の工事部材や学校向けパソコン・サーバーなどの販売が増加したことが寄与。また、空調工事やNTT<9432>向けの設備運営業務が増勢だったことも業績拡大に貢献した。

■山一電機 <6941>  1,365円  +80 円 (+6.2%)  本日終値

7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は42%増益で着地、未定だった上期配当は10円実施」が好感された。

山一電機 <6941> が8月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比41.8%増の6.6億円に拡大した。同時に、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は10円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

⇒⇒山一電機の詳しい業績推移表を見る

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