20日の株式相場見通し=見送りムードも下値固い、狭いレンジでのもみ合いか
20日の東京株式市場は、売り買い交錯もやや軟調な展開か。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株3指数がいずれも下落、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて米景気先行き不透明感が意識され終盤に値を崩した。これを受け東京市場も見送りムードとなりやすい。ただ、外国為替市場ではドルが買い戻されており、1ドル=106円台とドル安・円高に振れていることは主力株中心に株価の下支え材料となる。日経平均株価は薄商いのなか、狭いレンジでもみ合う展開が予想される。
19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比85ドル19セント安の2万7692ドル88セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は、同64.382ポイント安の1万1146.461だった。
日程面では、7月の首都圏・近畿圏マンション販売、7月の主要コンビニエンスストア売上高、5年物国債の入札など。また、東証マザーズにニューラルポケット<4056>が新規上場する。海外では、フィリピン中銀、トルコ中銀が政策金利を発表。米国では8月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数など。マレーシア、インドネシア市場は休場。