9日の株式相場見通し=4日ぶり反発か、NY高好感も買い一巡後は一進一退
9日の東京株式市場は、4日ぶりに反発する展開か。前日の米国株市場ではNYダウが上昇したほか、ナスダック指数やS&P500種指数は最高値を更新した。英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったほか、ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンの治験結果が予想より早く来年1月に出そろう可能性があることが好感された。ただ、日経平均株価は2万6500円を超えた水準では利益確定売りも出やすく、買い一巡後は頭の重い展開で一進一退となることも予想される。
8日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比104ドル09セント高の3万173ドル88セントと反発。ナスダック総合株価指数は同62.828ポイント高の1万2582.774だった。
日程面では、きょうは10月機械受注の発表が予定されているほか、中国11月消費者物価指数も公表される。