ヒューストン地裁がIBMに16億ドルを支払うよう命じる=米国株個別

材料
2022年6月1日 2時44分

AT&T<T>との契約を巡ってBMCソフトウエア社がIBM<IBM>を提訴していた件でヒューストン連邦地裁はきょう、IBMに16億ドルをBMC社に支払うよう命じた。

BMCは、IBMが合意に違反してAT&Tに契約更新の際に自社のソフトウエアに乗り換えるよう画策したとして提訴していた。IBMは10年以上に渡ってAT&Tのメインフレームコンピューターを保守してきたが、それらはBMCのソフトウェアで稼働していた。

IBMはAT&Tが独自の判断でソフトウェアの切り替えを選択したと主張していたが、ヒューストン連邦地裁のミラー判事は、AT&Tの決定におけるIBMの役割は「故意の不正行為にほかならない」とし、その主張を退けた。

IBMは、今回の評決は事実にも法律にも全く裏付けされていないとして控訴する方針。

(NY時間13:34)

IBM<IBM> 139.07(-0.20 -0.14%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.