アップルが反発 好悪それぞれの見方が伝わる=米国株個別

材料
2022年7月12日 23時56分

アップル<AAPL>が反発。同社株は6月に直近安値を付けたあとは買い戻しが続いている。きょうは一時148ドル付近まで買い戻されているが、150ドルを超えると上値抵抗も観測される中、その水準を回復できるかが目先は注目される。

本日は同社について好悪それぞれ見方が伝わり、アイフォーンの需要は健全さを維持し、大半のモデルで実施している下取り価格を引き下げたとの指摘が出ていた。今回の引き下げは3月に行われた引き下げに続くもので、下取り価格の相次ぐ引き下げと、サードパーティーに対する下取り価格の下落はアイフォーンの需要が健全な証拠を意味するという。

一方、一部のアナリストからは、広範なハードウェアの需要の弱さを背景に目標株価を引き下げる動きが出ている。米国のクレジットカードやデビットカードの利用分析から、特にマック向けのハードウェア支出が平均より弱いことが示唆されているという。

4-6月期(第3四半期)は厳しい状況が予想されるが、それはほぼ織り込み済みで、今後はサプライチェーンの制約や中国のロックダウンが緩和し、業績を後押しするという。

(NY時間10:46)

アップル<AAPL> 147.02(+2.15 +1.48%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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