エアビーアンドビーが決算受け下落 伸びは鎮静化するとの見方示す=米国株個別

材料
2022年8月3日 23時33分

民泊のエアビーアンドビー<ABNB>が前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。

ただ、株価は冴えない反応。同社はパンデミック規制の解除で旅行需要は盛り上がっているものの、その伸びは鎮静化するとの見方を示し、第3四半期の宿泊と体験の予約は第2四半期の伸びと同水準を見込んだことが嫌気されている。

一方、長期的な成長と収益性には自信を持っているようで、20億ドルの自社株買いプログラムを発表している。

(4-6月・第2四半期)

・1株利益(調整後):0.56ドル(予想:0.51ドル)

・売上高:21.0億ドル(予想:21.0億ドル)

・グロスブッキング:169.8億ドル(予想:169.2億ドル)

・EBITDA(調整後):7.11億ドル(予想:5.92億ドル)

・FCF:7.95億ドル(予想:4.70億ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)

・売上高:27.8~28.8億ドル(予想:27.8億ドル)

(NY時間10:21)

エアビーアンドビー<ABNB> 110.70(-5.64 -4.85%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.