テスラが決算受け下落 売上高が予想下回る=米国株個別

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2022年10月20日 22時54分

テスラ<TSLA>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ドル高の進行に加え、生産と配送のボトルネック、そして、新工場での生産が予想より遅れたことによるコスト増を理由に挙げた。

同社の生産の多くは四半期終盤の数週間に集中するため、特に出荷に伴う費用と困難さが顕著となり、これが全車両を納入する作業を難しくしたという。

ただ、同社のマスクCEOは、「第4四半期の需要は素晴らしく、将来生産する全ての車を販売できると見込んでいる」と語った。自動車生産台数の年平均成長率は引き続き50%を見込み、12月にはEVトラック「セミ」の初期出荷が開始される予定だという。

(7-9月・第3四半期)

・1株利益(調整後):1.05ドル(予想:1.01ドル)

・売上高:214.5億ドル(予想:220.9億ドル)

・自動車の粗利益率:27.9%(予想:28.4%)

・FCF:33.0億ドル(予想:28.9億ドル)

(NY時間09:40)

テスラ<TSLA> 203.26(-18.78 -8.46%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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