【クラファン・優待】エヌビディアも評価! AIが高速処理でリアルタイムに映像生成 EmbodyMe、3月11日募集開始
リアルタイムで映像生成可能なAIプロダクトを展開する株式会社EmbodyMe(東京都新宿区)が、株式投資型クラウドファンディング(新株予約権型)による出資を募集します。申し込みは3月11日19時30分開始を予定しています。
・ | 新株予約権型 |
・ | 目標募集額:999万円、上限募集額:9999万円 |
・ | VC出資実績あり |
・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | 新株予約権者優待あり:「xpression camera」プレミアムプラン無料 |
・ | 類似上場企業:エクサウィザーズ <4259> [東証G]、pluszero <5132> [東証G]、Ridge-i <5572> [東証G]、Laboro.AI <5586> [東証G]、AVILEN <5591> [東証G] |
AI基盤技術を開発、日米欧で特許取得
EmbodyMeの吉田一星代表は、前職のヤフーから過去10年以上にわたり、映像に関わるAI技術の研究開発に従事しています。
チームメンバーには「映像生成AI分野における世界トップクラスのエンジニア」(同社)が集結。海外出身メンバーが多数在籍しており、社内公用語を英語とするなどして、グローバル展開を見据えているそうです。
メンバーはこれまで、世界のトップカンファレンスに論文が採択、また、経済産業省Innovative Technologies、未踏ソフトウェア創造事業採択などさまざまな技術評価を得ているといいます。
生成AIを扱う企業の多くが、Open AIなどが提供しているAI基盤技術を使ってサービス展開している一方、同社は研究開発型企業として膨大な時間と費用をかけ、ゼロからAI基盤技術自体を開発。
自社の技術は世界でも極めて高い競争優位性があるといい、この技術は日本と米国、欧州、中国で特許を取得しており、大手企業でも参入障壁は高いそうです。
同社は、1枚の写真からリアルタイムで映像生成するAIプロダクトを展開し、世界200以上の国・地域で累計120万以上のユーザーを獲得(過去にリリースしたβ版のDL数も含む)。「xpression」シリーズは他社の数百倍の高速処理でリアルタイムにAIが映像生成できることが最大の特徴で、広告やゲーム、店舗案内や学習サポートなど、映像と音声による幅広い用途で活用が期待されているといいます。
技術面やビジネスモデルが評価され、「NVIDIA Inception Awards」「Microsoft Innovation Award」などを受賞。2023年、東洋経済新報社「すごいベンチャー100」や日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」などにも生成AI分野で選ばれています。
【成長のための課題】
映像生成AI技術は基礎研究開発の成果を基に今後、事業化フェーズへ。すでに各分野・産業で注目されているものの、ビジネス化の十分な体制が整っておらず、機会損失につながっているそうです。
【解決方法】
・経営企画や営業、COOなど、ビジネス化における中核人材の獲得
・toB、toCへ向けた事業開発
映像分野の発展に不可欠な「リアルタイム性」
(出典:FUNDINNO)
生成AIは「画像分野」「テキスト分野」に続き、「映像分野」でも技術が日々進歩し、多くの企業が生まれる一方、現状の技術は映像生成に時間を要するため、映像制作分野での活用に限られるそうです。さらなる発展には「リアルタイム性」が不可欠だと同社は考えています。
リアルタイムでの映像生成技術は、スマホやPCの画面表示処理などに使われているそうです。スマホやPCの画面を操作できるのは、1秒間に60枚もの画像をデバイス上でリアルタイムに生成しているためで、リアルタイムでの映像生成は、ゲームやライブ配信、メタバース、VR/ARなど映像制作以上に広大な市場があるといいます。
リアルタイムでの映像生成AIが今後、世の中を大きく変える市場の一つに「コミュニケーション分野」があるそうです。
テキスト生成AIは人間からの問いかけや要求に「リアルタイム」で応答し、コミュニケーションできることが魅力の一つですが、映像生成AIには多くの技術的な課題が残っており、リアルタイムでの応答が難しいといいます。
この課題を克服することで近い将来、映像生成AIによるコミュニケーション時代が訪れると同社は考えています。「デジタルヒューマン」が映画やテレビ、動画メディアに出演したり、接客をしたり、「弊社のリアルタイム映像生成AI技術がコミュニケーション分野に活用されるようになれば、このようなことも実現可能だと考えています」(同社)。
市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴
(出典:FUNDINNO)
2023年の世界の生成AI市場は約106億ドルで、2030年には約20倍の約2100億ドル以上に成長すると予測されているそうです。
ChatGPTなどのテキスト生成AIが注目され、さまざまな日本企業が、その基盤である大規模言語モデルを開発しているものの、米国・中国などに大きく遅れを取っているのが現状だと、同社は考えています。
一方で、現在の生成AI市場の先にある「リアルタイムでの映像生成AI」では十分な勝機があるそうです。
「現実的なシーンにおいて、リアルタイムで映像生成ができるのは世界で弊社しかないと考えており、世界に先駆けて、この分野をリードする企業として、グローバルで先頭に立っていくことが使命と考えています」(同社)
(出典:FUNDINNO)
同社のAI映像生成技術は、世界トップレベルの処理速度である競合企業の50倍以上、一般的な競合企業の数百倍以上高速であり、一般的なスマホやPCなどのデバイス上で、リアルタイムで動作するのは同社の技術だけだといいます。
トップレベルの競合企業の技術はリアルタイムで動くものの、そのためには高価なマシンが必要で、ほとんどの人がそのようなマシンを持っていないため、サーバー側で動かしてインターネット越しに配信をする必要があるそうです。そのため、利用シーンに大きな制約があるといいます。
ゲーム、ビデオチャット、ライブ配信などの利用用途では大きな遅延が発生し、チャットボットのような利用用途でも、特にモバイルなどインターネットが遅い環境では厳しいのが現状だそうです。
また、高価なマシンを大量に用意する必要があるため、多くのコストがかかり、特に一般の人が多くアクセスするtoC向けサービスでは数十億、数百億円がかかってしまうため、「現実的な多くのシーンにおいて、リアルタイムでAI映像生成できるのは世界でも弊社技術のみであると考えています」(同社)。
(出典:FUNDINNO)
この領域には常に悪用の可能性が潜んでいるため、同社側のサーバーにログを残すことで、警察などの求めに応じて行動を辿ることができるほか、「電子透かし」という機械のみが検知できる情報を動画内に埋め込むことで悪用を抑止できるそうです。
(出典:FUNDINNO)
同社は、上記のようなさまざまな分野の数十社と協業開発の実績があり、直近では、同社の技術と既存のチャットボットを組み合わせ、デジタルサイネージや教育で活用するなどの協業も始まっているといいます。
同社のコア技術は「xpression」シリーズとして展開しており、世界200以上の国・地域で、累計120万以上のユーザーを獲得しているそうです(過去にリリースしたβ版のDL数含む)。
・「xpression camera」
AIで映像をリアルタイムに生成し、Zoomでのビデオ会議やYouTubeでのライブ配信などに活用できるWindows/Mac向けアプリ
・「xpression chat」
アイドルや愛犬、亡くなった家族など、写真1枚から誰とでも会話を楽しめるiOS/Androidアプリ。写真がまるで生きているかのようにリアルタイムでしゃべり出す
・「xpression avatar」
写真を基に画像生成AIでさまざまなアバターを生成し、それを顔の表情や頭の動きなどに応じてリアルタイムにAIで映像化できるiOS/Androidアプリ
(出典:FUNDINNO)
「xpression」シリーズは月額課金型のサブスクリプションで展開しているほか、顧客のソフトウェア・ハードウェアにコア技術を組み込む、ミドルウェアライセンス事業でも収益化しており、ビジネスの柱となっているといいます。
(出典:FUNDINNO)
同社は「3D Dense Face Tracking」技術で顔の詳細な形状と表情を認識し、その結果を基に「Neural Rendering」技術で映像生成を行っています。
従来の顔認識技術が70カ所程度で2Dポイントを推定していたのに対し、同社技術は5万カ所以上の3Dポイントを推定することで、より詳細な顔の形状や表情が認識できるそうです。
それら3Dでの認識結果を基に「Neural Rendering」技術によって0.01秒で映像生成を行い、リアルタイムでの動作を実現しています。
生成AIの原形となる技術が研究分野で登場した黎明期、「生成AIがいずれは世の中を変える」と見越して研究開発を続けてきたといい、生成AIが普及する将来に向けて、特許を取得するという動きもしてきたそうです。
その一つに、簡単な3Dの形状や位置を指定するだけで、生成AIでリアルな画像や映像を作り出す特許があるといいます。
「さらに、弊社技術は、世界のトップカンファレンスでの論文採択や、AI分野で世界で最も有名な教授の一人であるAndrew Ng(アンドリュー・ン)氏のニュースレターへの掲載など、技術力の高さを評価されています」(同社)
(出典:FUNDINNO)
「xpression」シリーズは世界200以上の国・地域でシリーズ累計120万以上のユーザーがおり、その約95%が海外ユーザーで、「Product Hunt」(※)では、日間・週間ともに1位を獲得、若年層を中心に受け入れられているそうです。
2022年にリリースした「xpression camera」は、2023年には売上が前年比15倍以上と大きく伸び、リリースしたばかりの「xpression avatar」も急成長、現在、前月比プラス約30%のペースで売上が伸びており、年間経常収益は2024年初頭に1億円を達成予定です。
(※)新しくリリースしたプロダクトを掲載する際の標準となっている海外サイト(※同社注)
今後の成長に向けて
(1)2027年からIPO準備開始、2030年にIPOを計画
(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
直近では、有名人やインフルエンサーなどに向けた専用チャットボット作成事業を開始する予定で、同社の技術と既存のテキスト生成AIを組み合わせ、有名人と実際に話している感覚を楽しむことができるそうです。
また、採用の1次選考をビデオチャット上で自動で行う「AI採用面接」もリリース予定です。採用コストを削減し、面接官のばらつきに左右されず、会社の方針に合致した人材を採用することができるとしています。
技術面でも現在は画像を基に映像を生成していますが、映像を基に、より精度の高い映像を生成できる技術と、現在は上半身に限られている人物映像の生成できる範囲を全身まで広げ、自由自在に動かせるようになる技術もリリース予定です。
(3)中長期計画
(出典:FUNDINNO)
今後、リアルタイム映像生成AIによって、人格や体を持った「デジタルヒューマン」が人と同じように社会で活躍する時代が訪れると同社は考えています。
「デジタルヒューマン」が仕事をしてお金を稼ぐような時代を見越して、「デジタルヒューマン」にさまざまな分野の仕事を頼める「デジタルヒューマンプラットフォーム」をリリース予定。「デジタルヒューマン」はキャラクターIPのように活用することもできるそうです。
ECや広告のほか、営業、接客、人事、教育などあらゆる分野の仕事で活用でき、登録されている「デジタルヒューマン」を選んで仕事を頼むことで収益を得たり、自分が作成した「デジタルヒューマン」を登録して収益を得ることもできるといいます。
(4)2030年に「xpression」シリーズ累計約2500万ユーザーを計画
(以上、出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・エクサウィザーズ <4259> [東証G]
・pluszero <5132> [東証G]
・Ridge-i <5572> [東証G]
・Laboro.AI <5586> [東証G]
・AVILEN <5591> [東証G]
新株予約権者優待
【基準日】
2024年5月末日
【優待内容】
・1~18個:「xpression camera」プレミアムプラン1ヶ月無料(約7,000円分)
・19~36個:同1年間無料(約75,000円分)
・37個以上:同生涯無料(約225,000円分)
【申し込み方法】
・基準日経過後、メールで申し込みの案内をする。
【注意事項】
・1人、1回限りの優待。
・優待内容は今期(2024年5月期)の内容。
・優待内容は変更や廃止になる場合もある。
発行者・募集情報
■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社EmbodyMe
東京都新宿区高田馬場三丁目23番3号
資本金:70,000,000円(2023年12月25日現在)
発行済株式総数:26,112株(同)
発行可能株式総数:109,000株
設立日:2016年6月23日
決算日:5月31日
■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 吉田一星
■本新株予約権の数(以下の個数を上限とする)
9,999個
■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円
■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
900,000円コース(90個)
1,800,000円コース(180個)
2,700,000円コース(270個)
3,600,000円コース(360個)
4,500,000円コース(450個)
9,990,000円コース(999個)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、450,000円コース(45個)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,990,000円コース(999個)を上限とする。
■申込期間
2024年3月11日~3月22日
■目標募集額
9,990,000円(上限募集額 99,990,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は79,920,000円とする。
■払込期日
2024年4月15日
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額999万円を以下の目的に充てる予定。
人件費 779万円
手数料 219万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額9,000万円(目標募集額999万円と上限募集額9,999万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
人件費 5,000万円
広告宣伝費 2,020万円
手数料 1,980万円
■連絡先
株式会社EmbodyMe
電話番号:03-3527-9493
メールアドレス:info@embodyme.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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