２８日の米株式市場の概況、ＮＹダウ続伸も３連休前で手控えムード
２８日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比４７．２９ドル高の３万９８０７．３７ドルと続伸した。米国経済の軟着陸期待が相場の支えとなったが、３連休前の取引で、休場となる翌２９日には２月の米個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数が公表される。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長の発言機会も予定として控えており、手控えムードが優勢となった。
ウォルト・ディズニー<DIS>やスリーエム<MMM>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が買われ、エスティローダー<EL>とＲＨ<RH>が急伸した。半面、ウォルマート<WMT>やホームデポ<HD>が冴えない展開となり、ケマーズ<CC>とパランティア<PLTR>が大幅安となった。
ナスダック総合株価指数は２０．０６３ポイント安の１万６３７９．４５８と反落した。メタ<META>とアップル<AAPL>が売られ、テスラ<TSLA>が軟調。マイクロストラテジー<MSTR>とミラーノル<MLKN>が大きく水準を切り下げた。一方、エヌビディア<NVDA>とＡＭＤ<AMD>、アマゾン<AMZN>がしっかり。オプコ・ヘルス<OPK>が高い。