<マ-ケット日報> 2024年4月18日

市況
2024年4月18日 16時28分

18日の市場は日経平均が4日ぶりに反発。終値は前日比117円高の3万8079円だった。前日の米国市場で特に半導体株が軟調だったが、東京市場は昨日の下げでそれを先取りしており、日経平均は朝方に300円ほど下げた後は切り返す動き。直近3日間で1500円以上も下げていただけに、節目3万8000円以下では買い戻しが強まったようだ。14時半に台湾の半導体大手TSMCの決算が予想を上回ったが、こちらは織り込み済みで、それ以降は上げ幅をやや縮めている。

昨日の米国市場はハイテク・半導体株に売りが出てダウ平均は小反落した。オランダ半導体製造装置大手ASMLの決算が事前予想に届かず、エヌビディア、インテル、AMDなど相場の柱である半導体関連株に売りが広がった。来週以降に米大手ハイテク株の決算発表が多く控えており、先回りの警戒売りが出た面もある。一方、それ以外の主力株には買いが入りダウ平均は一時200ドルほど値上がりする場面も。主要指数ではナスダックの下げだけが際立っていた。

さて、東京市場は朝安の後は切り返し自律反発の展開へ。蘭ASMLショックは昨日に概ね消化しており、日経平均は下値75日移動平均線(3万7844円)に達したことで逆に売り込みにくくなった感がある。3月の訪日客数が初めて300万人を超えたことが材料となり百貨店や空運などインバウンド関連へ買いが入り相場を下支え。一方で上値は少し重く金利上昇の影響が尾を引いている様子。(ストック・データバンク 編集部)

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