【クラファン】マッチングサービス基盤システムのmeeting technology、12月7日募集開始
マッチングサービスの基盤システムを提供する株式会社meeting technology(東京都渋谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(新株予約権型)による出資を募集します。申し込みは12月7日10時開始を予定しています。
・ | 新株予約権型 |
・ | 目標募集額:900万円、上限募集額:4500万円 |
・ | VC出資実績あり |
・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
・ | 類似上場企業:ハッチワーク <148A> [東証G]、タイミー <215A> [東証G]、ROXX <241A> [東証G]、クラウドワークス <3900> [東証G]、ココナラ <4176> [東証G]、i-plug <4177> [東証G] |
マッチングシステムを低コストで迅速に
(出典:FUNDINNO)
meeting technologyの長尾俊介ヘンリー代表は、慶應義塾大学卒業後、20社以上へ人事コンサルティングやRPO(採用代行)事業を提供してきたマッチングビジネスのプロフェッショナルです。
ROBOT PAYMENT <4374> [東証G]で、社長室の一員として人事やIR、新規事業開発に従事し、同社の上場プロセスに関与。企業経営や資本市場に関する深い知見を培った後、2021年にmeeting technologyを創業しています。
COO(最高執行責任者)の信國大輔氏はライブドアで企画開発に携わり、その後、ベンチャー企業や中小企業の事業成長を支援。これまで、120社以上を支援しており、うち4社は上場を果たしています。
(出典:FUNDINNO)
近年、配車アプリやフリマアプリ、ハイクラス転職サイトなどマッチング領域で大型上場を果たす企業が増えており、同社は、そうした企業に続く次世代のメガベンチャー企業に対し、基盤となるマッチングシステムを低コストかつ迅速に提供するプラットフォーム「meeting」を手掛けています。
マッチングサービスの開発には膨大なコストと時間がかかりますが、同社のマッチングシステムを活用すれば、クライアントは初期投資を抑え、最短3週間で新サービスを立ち上げることができるそうです。
「既に20社以上のクライアントに採用されており、恋愛マッチングサービスにとどまらず、副業支援や経営者同士の交流など、さまざまな分野の事業者に選ばれています(今期末時点で61社見込み)」(同社)
また、これまでの事業立ち上げの経験を生かして、事業開発のコンサルティングも提供。レベニューシェアを導入することで、クライアントの成長が自社の成長へ直結するモデルを構築しています。
「決済機能はROBOT PAYMENTとの連携で安価に提供できるため、クライアントの導入インセンティブにつながると考えています」(同社)
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
クライアントターゲットの明確化や商談成立までのリードタイム削減
【解決方法】
デジタルマーケティングのプロを招聘し、マーケティング体制を整備
マッチング領域で大型上場は増えているが…
(出典:FUNDINNO)
同社は創業当初、自社で恋愛マッチングサービスを立ち上げようとしたものの、開発費がネックとなり、集客やプロダクト改善など重要な業務に十分なリソースを割くことができないという苦い経験をしています。
「この経験を通じて、誰もが課題解決につながるアイデアを具現化し、マーケットに普及できるような事業環境を提供したいと考えるようになりました」(同社)
近年、配車アプリやフリマアプリなど、マッチング領域で大型上場を果たす企業も増えていますが、開発には多額の資金が必要であり、また、開発したとしても、集客の難易度は年々高まっていることが課題であると同社は考えています。
「弊社のプラットフォームを活用することにより、事業者は開発費用を大幅に抑えつつ、集客やプロダクト改善など本質的な業務に集中することができるようになると考えています」(同社)
市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴
(出典:FUNDINNO)
同社によると、マッチングサービス市場は急速に成長し、恋愛や人材、物流、副業など多様な分野で活況を呈しており、2022年度に約2兆6158億円、2032年度までに約15兆円に拡大する見込みです。
「これまで、事業者が介在していたものから、今後はマッチングプラットフォームが介在するものに代わり、さまざまなサービスでマッチングが主流となると考えています」(同社)
ダイレクトマッチングプラットフォームを提供するC社は、プロダクト開発からマーケティング、資金調達支援まで、さまざまなフェーズで企業をサポートすることで急速な成長を実現。特にプラットフォーム上での取引の活性化と、データを基にした柔軟なサービス改善が成功の要因だといい、2023年12月時点の評価額は約100億円です。
「弊社は伴走型コンサルティングや柔軟なカスタマイズ機能により、C社の成長戦略に倣い、投資家の皆様に魅力的なリターンを提供できるよう、IPOに向けた強い成長を図っていきたいと考えています」(同社)
(出典:FUNDINNO)
マッチングシステム「meeting」は、マッチングサービスを立ち上げたい事業者に、コストを抑えつつ迅速にサービスをローンチできる環境を提供するものです。
サービス開発にかかる初期投資や開発期間の長さを大幅に削減することが期待できるため、事業者は短期間でサービスを投入し、早期に事業運営を開始できるメリットがあるといいます。
また、同社は単なるシステム開発にとどまらず、伴走型のコンサルティングサービスを提供しています。
アイデアが漠然としている段階から、事業者のビジョンに基づく具体的なマッチングサービスの設計・開発を支援し、サービスが形になった後は収益化に向けた戦略立案~運営サポートまで一気通貫で行います。
「弊社のシステムはさまざまな業種やニーズに対応可能です。事業者独自の強みを生かしたマッチングサービスを展開できるよう、カスタマイズ性の高い機能を提供しており、各種機能のUIも直感的に操作できるため、ユーザー側の負担を最小限に抑えつつ、最大限の効果が期待できます」(同社)
(出典:FUNDINNO)
同社の収益の柱は「月額費用」「レベニューシェア」で構成され、クライアントの事業成長が自社の売上向上にもつながるwin-winの関係性を実現。月額費用は10万円(税抜き)からで、開発着手の際に別途、初期費用を受け取り、収益化したタイミングでレベニューシェアを享受する形です。
プラットフォーム上のサービスおよびデータベースの権利は同社に帰属する契約体系を採用していますが、クライアントは必要に応じて、収益化に成功したマッチングサービスを「買い取る」形で保有することができます。
(出典:FUNDINNO)
同社は、自社の強みは「価格」「開発スピード」だとしています。
【価格】従来の約10分の1以下で開発
マッチングサービスを自社開発する場合、初期投資で2000万円以上かかることもありますが、同社では初期コストを数十万円に抑えられるため、人的・金銭的リソースを事業拡大に割くことができるそうです。
また、20社以上の開発事例を基に共通部分とカスタマイズ部分を選定し、案件ごとにサービスを提供できるため、クライアントは自社でエンジニアを抱えることなく、事業開発が可能になるといいます。
【開発スピード】最短3週間で納品可能
一般的なマッチングサービスは、設計やプログラミング、システム開発やテスト運用などを経て、リリースまで約1年かかると言われていますが、同社では基盤システムを転用することでスピーディに開発できるため、最短3週間~1カ月でサービスリリースまで伴走できるそうです。
「『作って終わり』だった従来型のアプリ開発とは異なり、継続的に最適なUI/UXの提案や新機能開発などの支援も行うため、クライアントからは非常に高い評価を受けています」(同社)
今後の成長に向けて
(1)2028年よりIPO準備開始、2031年IPOを計画
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
これまで、リファラル(紹介)や代理店を通じた販売に注力してきましたが、今後はコンテンツマーケティングを強化し、インバウンドマーケティングへシフトする計画です。
マッチングサービスのポテンシャルや成功事例を積極的に発信し、市場でのニーズを喚起。企業や起業家の「初期投資が膨大である」という印象を取り払い、参入障壁を下げることで、プラットフォーム導入を前向きに検討してもらうことを目指します。
また、プラットフォーム内の各サービス間で「ユーザー相互登録」機能を導入予定で、これにより、クライアントが提供するサービスの集客力向上を見込んでいます。
「複数のサービスを同時に利用するユーザーが増えることで、弊社のプラットフォームが、一つの経済圏として成長することを目指しています」(同社)
(3)中長期計画
近年、医療人材など特定の専門分野に特化したマッチングサービスが増加しているといい、これは、特定の領域に関心のある質の高いユーザーが集まっていることを意味し、これらのユーザーにリーチしたい広告主にとって、同社プラットフォームは非常に価値の高い広告媒体になると見込んでいます。
「弊社は広告代理店事業への展開を進め、経済圏を、広告収益を含めて多角的に成長させる計画です」(同社)
また、「ポイント機能」を導入し、ユーザーに、プラットフォーム内のサービスを優先的に利用するインセンティブを提供予定。ポイント制度は、ユーザー間での取引やサービス利用を促進し、プラットフォーム内のエコシステムを強化する重要な施策であり、「経済圏をさらに強固なものにすると考えています」(同社)。
(4)2031年に法人プラン契約社数370社を計画
(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ハッチ・ワーク <148A> [東証G]
・タイミー <215A> [東証G]
・ROXX <241A> [東証G]
・クラウドワークス <3900> [東証G]
・ココナラ <4176> [東証G]
・i-plug <4177> [東証G]
発行者・募集情報
■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社meeting technology
東京都渋谷区広尾1-11-4共立ビル703
資本金:17,522,500円(2024年11月8日現在)
発行済株式総数:1,150株(同)
発行可能株式総数:50,000株
設立日:2021年5月19日
決算日:4月30日
■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 長尾俊介ヘンリー
■本新株予約権の数(以下の個数を上限とする)
4,500個
■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円
■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
900,000円コース(90個)
1,800,000円コース(180個)
2,700,000円コース(270個)
3,600,000円コース(360個)
4,500,000円コース(450個)
9,900,000円コース(990個)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、450,000円コース(45個)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,900,000円コース(990個)を上限とする。
■申込期間
2024年12月7日~12月20日
■目標募集額
9,000,000円(上限募集額 45,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は36,000,000円とする。
■払込期日
2025年1月20日
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額900万円を以下の目的に充てる予定。
開発費用 502万円
マーケティング費用 200万円
手数料 198万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,600万円(目標募集額900万円と上限募集額4,500万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
開発費用 500万円
人件費 1,200万円
営業代行 700万円
広告宣伝費 408万円
手数料 792万円
■連絡先
株式会社meeting technology
電話番号:090-4745-2012
メールアドレス:henry@meetingtechnology.co.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼〈今期売上前期比約5倍見込〉次の大型IPOはここから生まれる。複数有名企業の上場に貢献した経営陣がつくる新事業創出のインフラ「meeting technology」
~こちらの記事も読まれています(※外部リンク)~ |
▼ベンチャー企業へ投資した年に受けられる優遇措置 |
⇒エンジェル税制とは? |
▼FUNDINNOの評判・口コミを知りたい |
⇒FUNDINNO(ファンディーノ)とは? |
株探ニュース