【クラファン】導入170社 AI活用・低コスト動画制作PFでデジタルマーケティング支援 M&U、募集中
AIを活用した動画制作プラットフォームを手掛ける株式会社M&U(東京都中央区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集しています。
| ・ | 普通株式型 |
| ・ | 目標募集額:1250万円、上限募集額:4480万円 |
| ・ | エンジェル税制あり(優遇措置B) |
| ・ | みなし時価総額:2億2400万円 |
| ・ | 類似上場企業:アクセルマーク <3624> [東証G]、Kaizen Platform <4170> [東証G]、ファインズ <5125> [東証G]、ブランディングテクノロジー <7067> [東証G]、グラッドキューブ <9561> [東証G] |
高コストパフォーマンス&高品質な30秒動画
M&Uの植田幹就代表は、複数のスタートアップでSNSを活用したWebマーケティングに従事した後、電通グループ <4324> [東証P]傘下のインフルエンサーマーケティング企業で営業・プランナーとして活躍。上場企業のPR案件やSNS運用を手掛けるなどデジタルマーケティングに精通しています。

(出典:FUNDINNO)
同社は、AIを活用した動画制作プラットフォーム「ANIBIS(アニビス)」を展開し、企業のデジタルマーケティング戦略を支援しています。
「ANIBIS」は、月額1万円(税抜き)という高いコストパフォーマンスで高品質な30秒動画を提供。従来、動画制作には、数十万~数百万円のコストと数週間の制作期間が必要でしたが、「ANIBIS」はコストの大幅削減と高いクオリティを実現し、スピーディかつ量産可能な体制を確立しています。
動画納品後もAIによる視聴データ分析を行い、視聴率やコンバージョン率(CVR)を継続的に改善する機能も実装。クライアントのマーケティング成果の最大化に貢献しています。
また、動画販売やプリペイドプランへの追加契約によるアップセルで、1社約60万円の高単価を実現。2021年のサービス開始以来、上場企業11社を含む累計170社以上が導入し、累計450本以上の動画を制作しています。
「今期は『ANIBIS』の契約数が順調に拡大する中、国内の大手採用支援企業との連携により、新たな販売チャネルによる成長が見込まれています。今後はAI技術のさらなる高度化、動画フォーマットの多様化、パートナー戦略の強化を通じて、市場シェアの拡大と収益性の向上を目指しています」(同社)
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・生成AI活用により利益率は改善するも、さらなるコスト削減の余地あり
・制作本数の増加でオペレーションコストが増大し、利益率維持が課題に
・サブスク型動画制作の認知拡大が難しく、潜在顧客へのアプローチが必要
【解決方法】
・制作工程のさらなる自動化とAIの精度向上により、工数削減・利益率改善を加速
・さらなる仕組み化や制作にかかる外注費を抑え、利益幅を増やす
・代理店・販売パートナーを拡充し、認知・営業力を強化
予算などの問題から、企業の「動画」活用は不十分
現代において、「動画」は企業が製品やサービスの魅力を伝えるための重要なツールであり、約85%の企業が動画マーケティングの必要性を認識し、その効果を実感しているものの、予算などの制約から活用できていないと同社は見ています。
特に制作コストの高さと専門知識の不足が課題だといい、30秒の動画制作には数十万~数百万円以上かかり、内製化には撮影・編集スキルの習得や人材育成が必要であるため、「多くの企業が動画マーケティングに踏み切れず、競争力強化の機会を逃しています」(同社)。
「こうした課題を解決すべく、弊社は低コストで高品質な動画を提供する『ANIBIS』を展開しています。AI分析により、CVRや視聴率を改善し、単なる動画制作にとどまらない成果重視の支援を行います」(同社)
マーケティング戦略・事業内容・特徴

(出典:FUNDINNO)
同社は、デジタルマーケティングによる直販とネットワークを活用した代理店販売によって顧客にアプローチしており、「ANIBIS」は累計170社以上のSaaS・無形商材を扱うIT企業に導入されています。
月額1万円(税抜き)と安価ながら、動画素材の販売などのアップセルにより、1社あたりの平均売上単価は約60万円に到達。「導入しやすい価格設定で顧客を拡大し、クオリティに満足いただいた上で、買い取りオプションやプリペイド型(30秒15万円)のプランを追加していただくことが主流です」(同社)。
ロールモデルに関しては、広告などにおける動画ニーズの拡大に伴い、動画制作サービスも増加・成長。米シリコンバレーが拠点の動画制作エージェンシーは、toB・テクノロジー企業に多様な動画をSaaSで提供しており、また、ある動画制作プラットフォーム企業の、専属エディターによる動画編集が無制限にできるサービスはテクノロジー企業などが導入しているそうです。
「これらの企業は特定のターゲット市場に焦点を当て、明確な価格設定とサービス内容、顧客へのフォロー体制の構築が重要と考えています。弊社もこれらの企業をロールモデルに、IT・SaaS企業をターゲットに、まずは国内でシェア拡大を図ります」(同社)

(出典:FUNDINNO)
同社のAI駆動型動画制作プラットフォーム「ANIBIS」は従来の高コスト・高スキル依存型の動画制作の課題を解決し、より多くの企業が手軽に高品質な動画を活用できる環境を提供しています。
30秒の高品質動画を月額1万円(税抜き)で提供するサブスクリプション型動画制作サービスであり、中小企業も大手企業も、予算を抑えつつ継続的な動画マーケティングに取り組むことが可能。AIによる視聴データ分析機能もあり、納品後も視聴率やCVRを計測・改善し、マーケティング成果の最大化を目指すものです。
月額課金型のサブスクリプション収益モデルを採用しており、クライアントは契約期間中、動画の使用権を保有し、自社WebサイトやSNSなどで広告・PRに活用可能。利用開始から半年経過後に「買い取りオプション」を提供しており、クライアントは特に気に入った動画を著作権を含めて買い取ることもできます。
同オプションやプリペイドプランの追加契約により、さらなるアップセルを実現し、1社あたりの平均単価約60万円を達成しています。
「既存の動画制作サービスは大企業向けに最適化されており、資金力のある企業に依存していますが、『ANIBIS』は中小企業やスタートアップでも手軽に導入できる価格帯を実現しています。これにより、新たな市場を開拓し、独自のポジションを確立しています」(同社)
<動画制作事例>
「ANIBIS」は、月額1万円(税抜き)の高いコストパフォーマンスと、動画制作後の、重要な視聴データのリアルタイムでの収集・分析・改善を強みとするほか、スイッチングコスト(製品・サービスの切り替えに必要な負担)の低さも競争優位性の一つだといいます。
「一度でも弊社のプラットフォームを体験した企業は手軽さや調整コストの簡便さに満足し、継続的に利用していただくパターンが多いです。顧客のうち、85%以上の企業に長期で利用いただいています」(同社)
今後の成長に向けて
(1)将来的なExitはIPOを計画

(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
営業戦略については、直販と代理店販売の2軸を組み合わせ、短期間で導入企業数の拡大とARR(年間経常収益)の増加を目指すことで、事業の成長スピードを加速させたい考えです。
直販では、広告運用やDM送付、ウェビナー開催を通じて、初年度に1万件のリード獲得を目指しており、その後、初回トライアルを積極的に提供して価値を実感してもらうことで、有償への転換を図るといいます。
代理店販売に関しては、全国のWeb制作会社と連携し、自社の動画サービスを付加価値として提供する仕組みを構築したいと考えており、代理店向けに導入パッケージなどを整備し、パートナー企業の営業活動を支援する計画です。
(3)中長期計画
「ANIBIS」プラットフォームのOEM提供を開始し、大手広告代理店向けに動画制作基盤のホワイトラベル化(ある企業が生産した製品・サービスを他の企業が自社のブランドとして販売すること)を推進したい考えです。
「これにより、広告代理店が自社ブランドとして動画制作サービスを提供できるようになると想定しています。OEM提供では、企業ごとに最適化された動画制作ソリューションを提供し、UIデザインや機能調整が可能です」(同社)
また、海外展開を視野に北米やアジア市場に向けた動画テンプレートの開発を推進。現地のWeb制作会社との提携を積極的に進める計画です。
「最終的には、AI駆動型動画制作の分野で世界的リーダーを目指し、生成AI技術の進化を『ANIBIS』に反映させ、次世代サービス化の実現を目指します」(同社)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・アクセルマーク <3624> [東証G]
・Kaizen Platform <4170> [東証G]
・ファインズ <5125> [東証G]
・ブランディングテクノロジー <7067> [東証G]
・グラッドキューブ <9561> [東証G]
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社M&U
東京都中央区日本橋室町一丁目11番12号日本橋水野ビル7階
資本金:4,000,000円(2025年3月17日現在)
発行済株式総数:22,400株(同)
発行可能株式総数:100,000株
設立日:2018年3月29日
決算日:2月28日
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 植田幹就
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 4,480株
■募集株式の払込金額
1株当たり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,250万円を以下の目的に充てる予定。
広告宣伝費 975万円
手数料 275万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,230万円(目標募集額1,250万円と上限募集額4,480万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
システム開発費 1,100万円
エンジニア人件費 801万円
ディレクター人件費 617万円
手数料 710万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2025年4月5日~4月22日
■目標募集額
12,500,000円(上限募集額 44,800,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は35,800,000円とする。
■払込期日
2025年5月19日
■連絡先
株式会社M&U
電話番号:080-5350-0705
メールアドレス:info@mmandu.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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株探ニュース