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【クラファン】今期売上24億円超へ! IT人材マッチングPFのビズリンク、9月18日募集開始

経済
2025年9月17日 17時25分

IT人材と企業のマッチングプラットフォームを運営する株式会社ビズリンク(東京都品川区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは9月18日19時30分開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:1008万7800円、上限募集額:9998万7900円
・ 事業会社/CVC出資実績あり
・ 5回目(1回目は3740万円、2回目は1890万円、3回目は7810万円、4回目は8892万円調達)
・ みなし時価総額:33億7168万5000円
・ 類似上場企業:ダイブ <151A> [東証G]、D&Mカンパニー <189A> [東証G]、タイミー <215A> [東証G]、ROXX <241A> [東証G]、ビースタイルホールディングス <302A> [東証G]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

フリーランス支援、企業DX支援など4事業を展開

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

ビズリンクの姜大成代表はインテリジェンス(現パーソルキャリア)の社内ベンチャーの立ち上げに関わり、顧客の経営課題に最適な人材を提案するコンサルティング営業として活躍。若手起業家集団「EO WEST TOKYO」初代理事、東京韓国青年商工会副会長などを歴任しています。

同社取締役には、ソフトバンク <9434> [東証P]でBtoBセールスに従事後、靴磨きサブスクを創業し、イグジットを経験した堀江淳太氏らが参画しています。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は、ITプロ人材と企業のマッチングプラットフォームを中核として、フリーランス支援の「ビズフリ」、企業DX支援の「ビズプロ」、新卒・中途キャリア支援の「ビズキャリ」、障がい者就労支援の「ビズウェル」という4事業を展開しています。

4事業は独立して収益を確立できるモデルですが、全体としては人材・企業・データを相互に循環させる「ビズリンクプラットフォーム」として機能しています。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

既存事業と並行して、さらなる成長をけん引する新規事業が、SES(システムエンジニアリングサービス)業界の非効率を解消するAI搭載マッチングプラットフォーム「AISES(アイセス)」です。

これは、従来、メール上に散在していた人材・案件情報を統合したデータベースを構築し、マッチングの効率化を目指すものであり、「SES企業の営業支援SaaSとして価値を持ちつつ、既存事業とのデータ連携を通じて全体にシナジーをもたらす点が大きな特徴であると自負しています」(同社)。

2030年にIT人材が最大79万人不足

日本のIT人材は2030年に最大79万人不足すると推計、企業は即戦力エンジニアの確保という喫緊の課題を抱えており、「国内IT人材の約4割が従事するとされるSES業界の重要性が増しています」(同社)。

一方で、業界特有の多重下請け構造を背景に、非効率な情報連携や報酬の圧縮などの課題があるといい、同社はこうした業界構造を変革し、さまざまな業界の人材ニーズに対応したサービスを提供しています。

主力事業の「ビズフリ」はフリーランスと企業を結び付け、従来の多重下請け構造を介さず直接取引を進めることで、エンジニアの報酬改善と案件の透明性向上に貢献。その他、プロ人材から新卒、障がい者まで幅広いHR(ヒューマンリソース)領域を網羅しており、「各事業で輩出した人材・企業とのネットワークは横断的にシナジーをもたらす『ビズリンクプラットフォーム』として機能しています」(同社)。

【ビズリンクフリーランス(ビズフリ)】

エンジニアやデザイナーなど、IT/Web 系フリーランスの業務委託マッチングサービスです。開発、クリエイティブなどの下流・中流工程から、高単価の経営戦略、DX推進など上流工程の案件までカバーしています。

【ビズリンクプロシェアリング(ビズプロ)】

企業のDX支援を軸に新規事業開発やマーケティング、RPO(採用代行)などに対して、CxO(特定分野の最高責任者)人材をスポット型でアサイン。現役CTO(最高技術責任者)などが登録しており、難度の高い要件にも人材を供給することで、さまざまな業界のDXを促進しています。

【ビズリンクキャリア(ビズキャリ)】

20~30代の中途・新卒向けに年率20%超の成長が見込める成長企業を中心とした求人紹介事業を展開。就活系TikTokアカウントの運用などSNSマーケティングが軌道に乗り、月数百名規模の学生登録を達成しています。

【ビズリンクウェルビーイング(ビズウェル)】

ITスキルの習得に特化した就労移行支援サービスです。東京・新宿御苑と木場に直営事業所を開設しており、就労後の定着支援までを担当。最新の人材ニーズを踏まえたスキル開発支援を強みに外資系コンサルの就労実績もあります。

同社のビジネスモデルは仲介マージン、人材紹介料などを収入の柱としつつ、広告費に依存しない独自のエコシステムを構築。士業や顧問、コンサルタントなどの送客ネットワークを活用することで顧客獲得単価は業界平均の約2/5となっています。

「この仕組みにより、人材に案件を安定供給し、LTV(顧客生涯価値)の最大化を図ります。人材のライフステージ全体を網羅できるこの仕組みこそが、弊社の競争優位性を支える基盤となっています」(同社)

新規事業「AISES」を業界のインフラに

同社は、既存事業を通じてSES業界の構造的課題に取り組んでいますが依然、業界全体には非効率が根強く残っており、営業現場では属人的業務が膨大で、情報の不透明さやマッチング精度の限界があるそうです。

こうした現状を変革するために、新規事業「AISES」を立ち上げており、既存事業を通じて積み上げた多様な人材データと企業ネットワークを成長基盤として、これを業界のインフラに育てていきたい考えです。

国内企業のDX関連投資額は2024年の約5.2兆円から、2030年には約9.2兆円規模へと拡大し、IT人材不足との需給ギャップを背景にSES需要は拡大していく見込みだといいます。

「今後は生成AIが職務要件やスキルの解析を加速し、『人手による調整』から『高速・高精度マッチング型』へシフトすると考えられます。中央集権的なデータベースとAIエンジンを備えた弊社が、次世代SESマッチング市場のリーディングカンパニーとなる可能性は大きいと考えています」(同社)

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

「AISES」は、SES企業が日々やりとりする案件・人材メールを自動で取り込み、中央集権的なデータベースを構築するSaaS 型マッチングプラットフォームです。

案件情報と人材のスキルシートを構造化し、高度な検索性を実現しているほか、AIが最適な案件と人材を自動でマッチングする機能を備えており、マッチングまでの工数と時間を大幅に削減できます。

また、推薦文作成や進捗管理など、営業が担っていた業務を効率化する機能も。「UI/UXは、SES業界における既存のメール文化を踏襲しているため導入ハードルが低く、既存パートナーであるSES企業から開拓していきたいと考えています」(同社)。

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(出典:FUNDINNO)

「AISES」の収益モデルは定額サブスクリプションであり、現在は年額プランと半年プランの2つを用意、企業規模や導入予算に応じて選択できる仕組みとしています。

今後は月間の人材流通量が多い大手SES事業者やIT会社への展開を視野に、利用ID数やデータ容量に応じた上位プランを整備し、単価を引き上げる戦略を採用する予定。「弊社が運営するフリーランス紹介事業でも『AISES』を活用しており、自社内でマッチング速度と精度が向上し、受注率・単価が改善する相乗効果が期待できます」(同社)。

メールから人材・案件情報を自動で取り込み、属性を構造化する機能は業界でも数少なく、「鮮度が求められるSES業界では、少しの手間が機会損失を招くため、営業現場から高く評価されています」(同社)。

将来的なExitはIPOを計画

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(出典:FUNDINNO)

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(出典:FUNDINNO)

株主構成

同社は以下の事業会社、エンジェル投資家などから出資を受けています。

・TECHFUND Inc.

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・ダイブ <151A> [東証G]

・D&Mカンパニー <189A> [東証G]

・タイミー <215A> [東証G]

・ROXX <241A> [東証G]

・ビースタイルホールディングス <302A> [東証G]

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

株式会社ビズリンク

東京都品川区東五反田二丁目3番5号 五反田中央ビル8階

資本金:100,000,000円(2025年7月24日現在)

発行済株式総数:5,863,800株(同)

発行可能株式総数:11,700,000株

設立日:2015年4月1日

決算日:3月31日

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 姜大成

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 173,892株

■募集株式の払込金額

1株当たり 575円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額1,008万円を以下の目的に充てる予定。

広告宣伝費 336万円

採用費 336万円

IPO準備費用 168万円

手数料 166万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額8,990万円(目標募集額1,008万円と上限募集額9,998万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

広告宣伝費 3,002万円

採用費 3,002万円

IPO準備費用 1,501万円

手数料 1,483万円

■投資金額のコース及び株数

98,900円コース(172株)

197,800円コース(344株)

296,700円コース(516株)

395,600円コース(688株)

494,500円コース(860株)

989,000円コース(1,720株)

1,978,000円コース(3,440株)

2,967,000円コース(5,160株)

3,956,000円コース(6,880株)

4,945,000円コース(8,600株)

9,890,000円コース(17,200株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、494,500円コース(860株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、9,890,000円コース(17,200株)を上限とする。

■申込期間

2025年9月18日~10月6日

■目標募集額

10,087,800円(上限募集額 99,987,900円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は79,911,200円とする。

■払込期日

2025年10月29日

■連絡先

株式会社ビズリンク

電話番号:03-6722-6028

メールアドレス:bizadmin.all@bizlink.io

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

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