10万円以下で買える、連続最高益・低PER「お宝候補」19社 <割安株特集>

特集
2018年1月7日 19時30分

上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証上場企業では約950社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げており、具体的には無料や100円以下など売買手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期に連続経常最高益を見込み、かつ割安を見分ける基準となる予想PER(株価収益率)が東証1部市場平均の17.3倍を下回る銘柄を探った。

下表は東証上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期に連続で経常最高益を見込む、(3)予想PERが15倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」19社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは5日現在)

なお、6日(土)に配信した「3万円以下で買える、低PBR&有配『お宝候補』」も併せてご覧ください。

市場 最低投資   最高益  ┌ 経常利益┐   予想

コード 銘柄           金額  連続期数 増益率   今期   PER

<2060> フィードワン  東1   26500     3   1.3   5200  14.5

<3241> ウィル     東2   38500     5  11.9   735   9.0

<3261> グラン     東M   47400     2   3.6   320   9.0

<1717> 明豊ファシリ  JQ   48500     4   1.2   600  13.7

<3232> 三重交HD   東1   48900     2  11.2   6100  12.1

<7167> めぶきFG   東1   50100     3  12.0  58500  14.8

<8897> タカラレーベ  東1   50800     2   0.0   9500   8.7

<1332> 日水      東1   59000     2   4.5  26000   9.2

<4220> リケンテクノ  東1   64000     3  11.4   6500  13.2

<3245> ディアライフ  東1   68100     4  25.3   2500  14.4

<9069> センコーHD  東1   82900     7   5.8  18300  12.7

<4752> 昭和システム  JQ   86100     4   5.2   465  12.5

<8860> フジ住     東1   88400     2  10.1   6300   7.5

<1770> 藤田エンジ   JQ   90600     4   0.6   1530   8.1

<8945> 社宅サービス  東2   91000     2   8.1   910  14.8

<8275> フォーバル   東1   92900     3   7.1   2800  13.7

<2376> サイネックス  東1   98300     2   0.8   860  10.7

<2344> 平安レイ    JQ   99200     3   0.4   2133   9.7

<3804> システムディ  JQ   99500     2   9.8   380  12.6

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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