<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2018年1月12日

市況
2018年1月12日 17時26分

今週の日経平均終値は23653円82銭、前週末比60円71銭安でした。

前週に週間で950円近い急騰を演じた反動もあって今週の日経平均は小反落。高値もち合いという格好となりました。円相場が1ドル=111円台前半と約1カ月ぶりの高値をつけた割には底堅かったと言えますが、一方で市場の一部にあった円安期待がこれで剥落してしまい、先週の勢いが急速に萎んでしまった感があります。ドル・円相場の日足チャートを見ると、最近の米金利の上昇を背景に三角もち合いからのドル上放れ(円安進行)が期待されていましたが、今週は逆にドルが小さく下放れる(円高進行)格好となってしまい、当面の円の安値余地の狭さと円高への警戒を抱かざるを得なくなったといえます。これで基本的な株高基調が変わるということではありませんが、2万4000円の大台達成に先週時点で見ていたよりは時間がかかることにはなるでしょう。来週のポイントは日経平均が2万3500円の心理的なフシ目を守ることと、円相場の上昇が111円で止まることでしょうか。いずれも最初の抵抗線に当たるのでここで止まるかが短期トレンドの注目点です。(ストック・データバンク 編集部)

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