外為サマリー:1ドル110円70銭台で推移、ユーロは「独連立協議失敗」報道で失速
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=110円71銭前後と、前日午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高となっている。
欧州時間のドル円相場は弱含みの展開で、110円70銭台で推移。正午過ぎにかけての上昇場面で111円ラインを突破できなかったことで上値の重さが意識されているほか、時間外取引で米10年債利回りが低下していることが影響しているようだ。一方、ユーロが失速し、午後4時10分過ぎに対ドルで一時1.2215ドル、対円で135円33円まで値を下げた。一部通信社が「ドイツの第2党である独社会民主党(SPD)がメルケル独首相との連立協議を拒否した」と報じ、これを受けてユーロ売りが優勢となっている。
ユーロは対円で1ユーロ=135円52銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.2244ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)