今日の為替市場ポイント:日経平均株価反発でドル買い優勢の展開も

通貨
2018年1月18日 8時33分

17日のドル・円相場は、東京市場では110円19銭から110円93銭まで反発。欧米市場でドルは111円35銭まで一段高となり、111円29銭で取引を終えた。

本日18日のドル・円は、111円台前半で推移か。米長期金利の上昇などを背景にドル買い・円売りに強まっている。日経平均株価の動きをにらみ、111円台後半まで買い戻される可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)が17日に発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、「多くの地区で緩やかないし緩慢な経済成長が続いている」としたほか、2018年の景気の見通しについても楽観的な見方を示していることが明らかとなり、ドル買い・円売りが強まった。米長期金利が上昇したこともドル買いを促した。さらに、欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁による最近のユーロ高をけん制する発言も材料視され、対ユーロでのドル買いが進行。この流れが対円にも波及し、ドル相場の支援材料となったもよう。

本日の東京市場は日経平均株価の動きを眺め、主に111円台前半で底堅く推移すると予想される。日経平均株価が大幅に反発した場合、111円台後半まで買い戻される展開もあり得る。

《CS》

提供:フィスコ

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