18日の中国本土市場概況:上海総合0.9%高で3日続伸、大型株に買い

市況
2018年1月18日 17時23分

18日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.08ポイント(0.87%)高の3474.75ポイントと3日続伸した。約2年ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、31.55ポイント(0.87%)高の3639.37ポイントで取引を終えた。

企業業績の改善が好感される。国務院国有資産監督管理委員会は17日、中央企業(中央政府に直属する国有企業)98社の2017年業績を報告。利益総額が前年比15.2%増の1兆4230億人民元に上ったことを明らかにした。過去最高を記録している。また、香港交易所(香港証券取引所:388/HK)の李小加CEOが16日、「今年はA株デリバティブ商品の上場に注力する」と発言したことも引き続き買い材料視された。

時価総額上位の銀行株が相場をけん引。中国建設銀行(601939/SH)が7.0%高、中国工商銀行(601398/SH)が6.1%高で引けた。中央企業傘下のゼネコン株も急伸。中国交通建設(601800/SH)が6.5%高、中国建築(601668/SH)が6.4%高と値を上げた。セメントや鉄鋼の素材株、証券株なども買われている。

半面、不動産株はさえない。大手の金地集団(600383/SH)が2.2%下落した。自動車株や空運株、ITハイテク関連株なども売られた。

一方、外貨建てB株の相場はしっかり。上海B株指数が1.47ポイント(0.42%)高の346.34ポイント、深センB株指数が6.47ポイント(0.54%)高の1210.89ポイントで終了した。

【亜州IR】

《CS》

提供:フィスコ

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