24日の株式相場見通し=円高・ドル安進行を嫌気して売り先行のスタート

市況
2018年1月24日 8時32分

24日の東京株式市場は、外国為替市場での円高・ドル安進行を嫌気して売り先行のスタートとなりそうだ。24日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円30銭台と、前日の夕刻に比べて円高・ドル安が進行している。

23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比3.79ドル安の2万6210.81ドルと3日ぶりに小幅反落した。米医薬品・健康関連用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が芳しくない決算内容の発表を嫌気して売られ、ダウ平均株価を押し下げた。ただ、ハイテク関連銘柄を中心に好決算を発表した銘柄には買いが集まり下落幅は限定的となった。ナスダック総合株価指数は、前日比52.257ポイント高の7460.289と3日続伸し、過去最高値を更新した。

日程面では、12月の貿易統計、22日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米12月の中古住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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