フライトが上昇加速、AIとインバウンド関連の切り口で投機資金攻勢
フライトホールディングス<3753>が5日移動平均線をサポートラインに上昇加速、一時8.8%高の837円まで一気に上値を伸ばす場面があった。システム開発を手掛けるが、ヒト型ロボット「ペッパー」の医療分野の活用など人工知能(AI)関連の研究開発も進捗させている。
また、訪日外国人観光客が急増傾向にあるなかで、新たなインバウンド関連としての側面からも注目を集めている。同社はスマートフォン決済のアップルペイ関連として先駆しており、電子マネー決済が普及している中国人観光客のスマホ決済の普及を先取りする形で投機マネーが攻勢を強めている。18年3月期は営業利益段階で前期比56%減益予想と低調だが、マーケットは既に19年3月期の回復を織り込む動きとなっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)