1月30日

材料
2018年1月30日 9時04分

[フィスコ特選銘柄]

【材料銘柄】荒川化学<4968> 2280円(1/29)

コスモエネHD<5021>および丸善石油化学の3社で、水素化石油樹脂の製造販売を行う合弁会社を設立すると発表した。生産能力は日本で最大規模となる見込み。水素化石油樹脂は紙おむつ等の組み立てに用いられるホットメルト接着剤の原料として需要が増加しており、世界的に堅調な需要の増加が見込まれるという。52週線からのリバウンドを継続できるか注目したい。

【新興市場銘柄】アール・エス・シー<4664> 600円(1/29)

総合警備保障やビルメンテナンスなど建物総合管理サービス事業を展開している同社は、警備業務等における業務品質の向上や新たなサービス創造のために、29日にセコム<9735>との業務提携を行った。これを受けて、それぞれが保有するノウハウを活かす体制を構築する方針であり、警備大手とのこのような協力体制を受け、業容拡大に対する期待感の高まる展開が想定される。

【テクニカル銘柄】マイクロニクス<6871> 1255円(1/29)

先週は戻り高値を超えられず、その後調整をみせていたが、25日線で長い下ヒゲを残す格好となった。本日は4営業日ぶりに反発し、5日線を突破している。一目均衡表では雲上限を支持線にリバウンドをみせており、戻り高値突破を試す展開が期待される。

【テーマ銘柄】ハーモニック<6324> 7570円(1/29)

足元で調整が続いているが、25日線が支持線として意識されるなか、上値抵抗の5日線突破が意識される。ファナック決算を受けて省力化関連への物色が意識されるほか、トランプ大統領の一般教書演説を控え、インフラ関連の一角としても資金シフトが意識されやすいだろう。

[本日の投資戦略]

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の展開になろうが、25日線が支持線として意識される中、引き続き5日、25日線とのレンジ内での推移になろう。また、決算発表が本格化しているが、本日は200社近い決算発表が予定されている。昨日の決算では決算では富士電機<6504>、JSR<4185>、日立建機<6305>が決算を受けてADR市場で4%超の上昇となっている。これを受けて買いが先行することになるが、寄付き後も強い値動きをみせられるかが注目されるところ。本日のザラバ決算では、ヒューリック<3003>、インフォコム<4348>、FTEC<6945>、サンワテクノス<8137>、HOYA<7741>、ヤクルト<2267>、日軽金HD<5703>などが注目される。その他、個別で強気格付け等が観測されているところでは、Ciメディカル<3540>、ルネサス<6723>、ペプチド<4587>が注目される。

《CS》

提供:フィスコ

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