高度紙は朝安のあとプラスに転じる、第3四半期大幅営業増益で通期計画上回る

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2018年2月5日 12時33分

ニッポン高度紙工業<3891>が朝安のあとプラスに転じている。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高130億2000万円(前年同期比16.4%増)、営業利益15億2100万円(同4.2倍)、純利益11億6400万円(同5.6倍)と大幅営業増益となり、通期計画を上回ったことが好感されている。

主力のコンデンサ用セパレータが、汎用インバータなど産業機器やエアコン用インバータなどの中高圧品向け、車載分野での各種ECU用などの低圧品向けが好調に推移した。また、電気二重層キャパシタ用や大型リチウムイオン電池用のセパレータも堅調に推移し業績拡大に貢献した。

なお、18年3月期通期業績予想は、売上高168億円(前期比11.3%増)、営業利益15億円(同3.0倍)、純利益12億円(前期4億5400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年02月05日 12時41分

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