オンコリスバイオがOBP-1101に関する欧州特許査定を取得

材料
2018年2月15日 15時59分

オンコリスバイオファーマ<4588>がこの日の取引終了後、がんの体外検査薬として開発を進めているOBP-1101(テロメスキャンF35)について、欧州で特許査定を受けたと発表した。

今回登録された特許は、テロメスキャン(OBP-401)の遺伝子配列のなかに、正常血液細胞での遺伝子発現を抑制するマイクロRNA干渉遺伝子を組み込み、より特異的にがん細胞を蛍光発光させる、制限増殖型アデノウイルスに関するもの。同社ではOBP-1101をカバーする複数の特許を既に保有しているが、今回の特許査定により、欧州における特許保護期間が最長で32年2月まで延長されることになるという。なお、同件による18年12月期業績への影響はないとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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