明日の株式相場見通し=堅調地合いを引き継ぐ展開、値動きに落ち着き戻る

市況
2018年2月15日 17時41分

あす(16日)の東京株式市場は、円高進行懸念や、週末に伴う持ち高調整などマイナス要因が想定されるものの、円高・ドル安進行にも関わらず比較的落ち着いた値動きで高値圏を維持して引けたきょうの堅調地合いを引き継ぐ展開が予想される。

市場関係者からは「きょうは、1ドル=106円台前半へと円高が進行したにも関わらず、日経平均の値動きに落ち着きが戻ったうえに、前日比300円を超える大幅高で引けたことで、安心感が広がっている。前日のNYダウがジリ歩調で変動率が低下したこともプラスに作用し、日本時間昼のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物の堅調推移も買い支援材料となった。また、日経平均が14日終値で200日移動平均(2万1030円=14日)を割り込まずに踏みとどまったことも反発への下支え要因として意識されたようだ」との見方が出ていた。

15日の東京株式市場は、米国株式市場でNYダウなど主要指数が大幅続伸歩調となっていることを受け、主力株中心に買い戻しが入る展開となった。日経平均株価終値は、前日比310円81銭高の2万1464円98銭と4日ぶり大幅反発した。

日程面では17年の家計調査に注目。海外では、米1月の住宅着工件数、米1月の輸出入物価指数、北朝鮮の故金正日総書記生誕76年が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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