豪ドル週間見通し:弱含みか、中銀理事会議事要旨が手掛かり材料に

通貨
2018年2月17日 15時07分

■軟調推移、正規雇用者数の減少などを嫌気

先週の豪ドル・円は軟調推移。豪準備銀行(中央銀行)のエリス総裁補佐が、「賃金の伸びは緩やかで消費の足かせになる」との懸念を示したことや1月雇用統計で正規雇用者数の大幅減少が不安視された。ドル・円が105円台半ばまで下落し、円高が進んだことも影響した。取引レンジ:83円32銭-85円60銭。

■弱含みか、中銀理事会議事要旨が手掛かり材料に

今週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の2月理事会議事要旨が材料になる。同理事会声明では、成長・インフレ見通しは変わらず、労働市場は改善傾向が続くとしたが、賃金の伸び悩みによる家計消費の先行きに懸念が示されたことで、利上げは急がないとの観測が広がっている。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・20日:豪準備銀行の2月理事会議事要旨公表

予想レンジ:82円00銭-85円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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