今日の為替市場ポイント:米利上げ継続確認でドルは堅調地合い

通貨
2018年2月22日 8時38分

21日のドル・円相場は、東京市場では107円28銭から107円90銭まで上昇。欧米市場でドルは107円29銭まで売られた後に107円90銭まで反発し、107円72銭で取引を終えた。

本日22日のドル・円は、主に107円台後半で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが加速している。日経平均株価が堅調に推移した場合、ドル・円は108円台を回復する展開となろう。

21日に公表された1月30-31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、大半のメンバーが短期的な景気見通しやインフレ見通しを引き上げたことが明らかとなった。これを受けて米長期金利が2.95%近辺まで上昇し、ドル買い・円売り基調を強めた。また、大半のメンバーが「さらなる緩やかな利上げが適切である」との見方を示し、追加利上げに前向きな姿勢であることを裏付ける内容となった。

利上げペースの加速を織り込むほどの内容ではないと受け止められたものの、市場では3月のFOMC会合では追加利上げに踏み切るとの思惑が広がっている。目先的にドル・円は底堅い動きが続くと予想されており、東京市場で節目の108円台を回復する可能性もある。

《CS》

提供:フィスコ

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