まずは下値固め/日経225・本日の想定レンジ

市況
2018年2月23日 8時20分

[本日の想定レンジ]

22日のNY市場はまちまち。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、株価下落を受けた買い戻しが広がり買いが先行。1月景気先行指数が予想を上振れたほか、原油相場の上昇が好感され上げ幅を拡大したものの、長期金利の下落で金融セクターに売りが広がり、上値の重い展開となった。ダウ平均は164.70ドル高の24962.48、ナスダックは8.14ポイント安の7210.09。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の21710円。

NYダウ反発の流れから、前日の大幅下落に対する反動が意識されそうだが、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。昨日は支持線として意識されていた5日線を割り込んで始まり、センチメントは悪化したが、下向きではあるものの、ボリンジャーバンドの-1σのほか、一目均衡表の転換線が支持線として機能している。僅かに下ヒゲを残しており、踏ん張りをみせている。ただし、週間形状では26週線を割り込んでおり、底打ちが見極めづらくなってしまっている。

ボリンジャーバンドの-1σや転換線を下回ってしまうと、再びボトムを探る展開が意識されてくるため、踏ん張り処であろう。22000円が抵抗として意識されてしまっており、2月前半に空けたマド(22277-22659円処)埋めは意識しづらくなっているため、まずは下値固めとなる。21600-21800円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 21800円-下限 21600円

《TM》

提供:フィスコ

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