日本株下落を踏まえた銘柄選別、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2018年2月23日 11時49分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/23付の「DailyOutlook」では、日本株下落を踏まえた銘柄選別について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『TOPIXは今年高値1月23日から安値2月14日までで▲10.9%の下落となった(TOPIX1000も同様)。背景には、米1月雇用統計を受けたインフレ加速観測による米長期金利の上昇やVIX指数(別名:恐怖指数)の上昇、円高ドル安進行などが挙げられよう』と伝えています。

続けて、そうした中で、個別の株価動向をみると第3四半期決算発表後のアナリストアクションによって差が生じていることを挙げ、『TOPIX1000採用3月期決算企業を対象に、今期市場予想営業利益を2017年末時点と直近(2018年2月21日時点)で比較した。“上振れ”、“変化なし”、“下振れ”の3グループの累積リターンを算出したところ、上振れ銘柄群が株価下落局面でも相対的に良好な株価推移であったことが分かった』と分析しています。

さらに、『今回の日本株下落局面で堅調に推移した銘柄は、売り材料に乏しいと捉えることができる。また、今後の業績も堅調が見込まれるとなれば、株式市場に安心感が広がる過程で評価がさらに高まることが期待できよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『主な関連銘柄』を紹介しています。TOPIX1000採用3月期決算のうち、(1)1月23日から2月14日の株価騰落率がプラス、(2)今期市場予想営業利益が2017年末時点より増額、(3)今期会社予想営業利益が増益、(4)今期市場予想営業利益が会社予想を上回る、(5)来期市場予想営業利益が増益、を満たす銘柄が挙げられており、具体的にはマクニカ富士<3132>や日本ライフL<7575>、タカラバイオ<4974>など全13銘柄が挙げられていますので、詳しくは2/23付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.