今日の為替市場ポイント:引き続き日経平均株価の動向を注視する展開

通貨
2018年2月26日 8時37分

23日のドル・円相場は、東京市場では106円66銭から107円13銭まで反発。欧米市場でドルは107円13銭から106円51銭まで反落し、106円85銭で取引を終えた。

本日26日のドル・円は、107円を挟んだ水準で推移か。材料不足で全体的に動意に乏しい中、日経平均株価の動きなどを眺め106円台後半から107円台にかけての水準でのレンジ内取引が予想される。

新規材料難で方向感にかける中、前週末のドルの買い戻しの動きを引き継ぎ、ドル買い・円売りの動きがやや優勢となっている。ただ、年度末を控えて日本企業によるレパトリエーションに伴う円買い需要が膨らむとの思惑や、日本の投資家による外国債券売りが増えるとの見方はドルの上値を抑えているもよう。

今週は27日にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えているほか、2017年10-12月第四半期の実質GDP(改定値)や米個人消費支出(PCE)物価指数の発表が予定されている。来週も米雇用統計などの注目材料が目白押しだけに、市場では様子見姿勢が一段と強まっている。本日の東京市場は日経平均株価の動向を見極める展開となりそうだが、主に107円を挟んだ水準で底堅く推移する展開となりそうだ。

《CS》

提供:フィスコ

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