BlockMasonが仮想通貨取引所「HitBTC」へ取引開始

経済
2018年2月26日 9時52分

ブロックチェーンスタートアップのであるBlockMasonの、日本でのマーケティング・パートナーであるBaseLayer株式会社は、BlockMasonが、イギリスの仮想通貨取引所「HitBTC」での取引を、2018年2月21日から始めたことを発表した。「HitBTC」は、ヨーロッパで最大規模の仮想通貨取引所として知られており、世界の仮想通貨取引所の取引高ランキングでは10位にランクインしている。

■BlockMasonとは?

BlockMasonは、ブロックチェーンスタートアップのプロジェクトのことで、イーサリアムブロックチェーン技術をもとに、イーサリアムを日常生活でより使い易くするために、イーサリアムベースの債務/債権の発行や、貸借情報の記録/管理に特化した「CreditProtocol(クレジットプロトコル)」の開発などを行い、スマートコントラクトの概念を具現化するプロジェクトを実施している。

1.イーサリアムを活用したCreditProtocolが可能にした「信用の記録」

BlockMasonがイーサリアムを活用したシステム(CreditProtocol)を使用すると、企業/個人はより大きな経済活動をできるようになる。債権/債務の発行以外に、与信審査やレンディングへ応用の可能性もある。

従来のブロックチェーンとの違いについていえば、ビットコインのブロックチェーンは、誰が誰に対していくら送ったかという、金銭的な取引の記録するだけだが、イーサリアムのブロックチェーンは、誰が誰に対して、何時、どんな通貨で、何を送ったかという、金銭的な取引の記録+αを記録する。

このイーサリアムのブロックチェーンに、BlockMasonが開発したCreditProtocolを乗せれば、誰がどの相手にどれだけの負債を負っているか、誰が誰に対していつの時点でいくら負債を抱えているかなどを記録でき、ピア・ツー・ピアの債権/債務の発行が可能になる。

2.一般消費者向けモバイルアプリケーション『Lndr』リリース

BlockMasonは、2018年3月上旬をめどに、「GooglePlay」と「AppStore」から購入できる、日常生活や仕事における契約関係(人と人が直接)の資金の貸し借りをする、一般消費者向けモバイルアプリケーション「Lndr(エルエヌディーアール・レンダー)」をリリースする予定だ。

■BaseLayerとは?

世界を変える可能性をもったイーサリアム。現在、イーサリアムのプラットフォームを利用して、多くのプロジェクトが分散型アプリケーション(Dapps)を開発中だ。BaseLayerは、開発中の各種のプロジェクトがどのような未来を創造するのか、日本では知られていない魅力をより多くの人に伝えるために、定期的にミートアップを開催し、イーサリアムの認知を目指している。

【ニュース提供・エムトレ】

《HT》

提供:フィスコ

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