新日住金が3日続伸、国内有力証券は来期経常17%増益を試算

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2018年2月27日 13時29分

新日鉄住金<5401>が3日続伸、2000円台半ばでの底値もみ合いを経て浮上の兆しをみせている。ここまで日経平均など全体指数の戻りに対し出遅れていたが、目先はこれにキャッチアップする形で買いが入ってきた。17年4~12月期は経常利益で前年同期比2.1倍の2254億8400万円と急拡大した。通期は前期比72%増の3000億円を見込んでいる。

自動車向けや産業機械向け鋼材需要が増勢にあるほか、原料高を背景とした鋼材価格の上昇や在庫評価の改善、日新製鋼<5413>の連結化も収益押し上げに寄与している。中国の鋼材輸出減少に伴う鋼材市況高がプラスに作用している。19年3月期は今期の生産トラブルから立ち直り、輸出による収益貢献を見込む。なお、立花証券は同社株の投資判断を「やや強気」で継続フォローしており、19年3月期の経常利益見通しは今期推定比16.7%増の3500億円と試算している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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