東京為替:ドル・円は上げ渋り、日本株安で円売り後退

通貨
2018年3月14日 12時13分

14日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日経平均株価の軟調地合いで円売りが後退し、ドルは朝方付けた安値圏に値を下げた。ドル・円は、国内勢による買いが先行し、朝方は一時106円70銭まで上昇した。ただ、日経平均が前日比200円超安の軟調地合いとなり、リスク選好的な円売りは後退。ドルは株安を受け下げに転じている。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、目先の日本株安継続が警戒される。それを受けやや円買いに振れており、ドルは下げやすいもよう。一方、ユーロ・ドルの堅調地合いの影響でドルが下押しされる可能性もあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円40銭から106円70銭、ユーロ・円は131円87銭から132円25銭、ユーロ・ドルは1.2389ドルから1.2412ドルで推移した。

【要人発言】

・日銀金融政策決定会合・議事要旨(1月開催分)

「企業の賃金・価格設定スタンスがなお慎重なものにとどまっている点は注意深く点検の必要」

「2%の物価安定目標に向けたモメンタムは維持されている」(以上、大方の委員)

「米欧で金融正常化に向かうなか、日銀の政策運営に従来より敏感」(多くの委員)

【経済指標】

・NZ・10-12月期経常収支:-27.70億NZドル(予想:-24.50億NZドル、7-9月期:-46.79億NZドル)

・日・1月機械受注(船舶・電力除く民需):+8.2%(前月比予想:+5.2%、12月:-9.3%←-11.9%)

・中・2月鉱工業生産指数:前年比+7.2%(予想:+6.2%、1月:+6.6%)

・中・2月小売売上高:前年比+9.7%(予想:+9.8%、1月:+10.2%)

《MK》

提供:フィスコ

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